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2015.02.24

タミフル論文に疑惑


 インフルエンザ薬のタミフルが肺炎などの合併症を減らすとする論文を米国の研究者らが英医学誌ランセットに発表したところ、研究費の出どころが製薬会社の関連団体であることなどから疑惑の目が向けられている。
 論文は製造元ロシュ社の治験データを再分析した内容。同じデータを国際的非営利団体「コクラン共同計画」や米食品医薬品局が評価し「合併症減少の根拠は不十分」と逆の結果を出している。
 英医学誌BMJによると、論文の著者4人のうち3人はロシュ社やタミフルの特許を持つ米企業と金銭的関係があり、研究費はロシュ社の出資する団体から提供された。コクラン共同計画の評価に参加した研究者は「分析手法を公開すべきだ」と求めている。