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医療新世紀
特集
2013.01.09

「気になるクスリ 市販薬、その実力は」(1)
 眠くなりにくい鼻炎薬
 アレジオン10

 医師が処方する医療用医薬品である第2世代の抗ヒスタミン薬「エピナスチン塩酸塩」を、一般用医薬品に初めて採用したのがエスエス製薬のアレジオン10。2011年10月に第1類医薬品として登場した。 20130109kusuri.JPG
 エピナスチン塩酸塩は、医療用医薬品としてアレルギー性鼻炎や気管支ぜんそく、じんましんアレルギー症状などに幅広く使われ、これまでに処方されたのは約5千万人を突破したという。
 この成分を配合した一般用医薬品のアレジオン10は、花粉やハウスダストが原因の 「鼻水」「鼻づまり」「くしゃみ」に対して、従来の市販薬より高い効果が期待できる。
 さらに、第1世代の抗ヒスタミン薬で問題になりがちな眠気や集中力の低下といった副作用が出ることは少ないという。花粉症に悩む人たちにとって、こうした症状が起きにくいのは大きなメリットだ。
 エスエス製薬が花粉症経験者1200人を対象に行ったインターネット調査によると、花粉症治療薬で眠気や集中力の低下を経験した人は52%に達した。さらに、その半数は仕事や勉強、家事などで実際に失敗したり、ヒヤッとしたりしたことがあると回答した。
 一方、アレルギー性鼻炎薬についての理解度は高いとはいえず「効き目が強い薬は眠くなる」と誤って回答した人は67%に上った。
 アレジオン10の服用は1日1回、就寝前の1錠で済むので、手軽で飲み忘れの心配が少ない。しかし、15歳未満や妊娠していると服用できない。
 希望小売価格は6錠入り1280円、12錠入り1980円。
 服用する際は添付の説明文書をきちんと読み、服用法や用量、注意点などを正しく理解することが大切だ。