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2010.01.05
「つめのトラブル―(2)」
巻きづめは矯正や手術で
野田弘二郎院長
ほうっておくと深刻な痛みに悩まされ、変形・変色すると見た目も気になるつめ。案外知られていない役割や病気について、「神楽坂 肌と爪のクリニック 」(東京都新宿区)の野田弘二郎院長に聞いた。
―つめの病気で多いものは。
「10人に1人が何らかのつめの痛みを持つと言われ、ほとんどは巻きづめによるものです。2種類あり、一つはつめがCの形に丸まる『湾曲爪』。変形が進んで両端が真ん中でくっつくような状態になると、『トランペットづめ』とも呼ばれます。患者は女性が大半で高齢者にも見られます。もう一つはつめの端が皮膚に食い込む『陥入爪』で、男性に多く、変形があっても皮膚と接する部分に限られます」
「巻きづめの多くは足の親指に起きます。つめの両脇の皮膚に炎症が生じ、赤く腫れたりします。血が混じった液がにじみ、悪臭を伴うこともあります」
―悪化すると?
「赤い肉の塊が盛り上がり、靴を履くのもつらくなる。痛みがひどいと歩き方が不自然になり、ひざや足首が痛くなることもあります。糖尿病や慢性の動脈閉塞症で足の血管に問題がある人は傷が治りにくく、指が壊死して最悪の場合は切断が必要となります。進行すると治療が難しく時間もかかるので、早めの受診が大切です」
―原因は。
「深づめや、つめの角を短く切るなどして両脇の皮膚が傷ついたり、つめが丸まろうとしたりして起きます。小さすぎる靴や先の狭い靴、ハイヒールでも指とつめが強く挟まれ、押し付けられて巻きづめになることがあります。きつい靴下やストッキングもきっかけとなりますし、足のむくみ、長時間の立ち仕事も、つめが食い込みやすくなる一因です。これらが複合することもあります」
―どう治療するのか。
「つめの先端近くの両脇に穴を開け、弾性のある小さなワイヤをこの穴に通して接着して、カーブしたワイヤが元に戻ろうとする力で矯正する方法があります。数カ月かかり、再発することも少なくないですが、ほとんどの変形に対応できます。炎症や腫れを抑える飲み薬、塗り薬もあります」
「皮膚の下でつめを作る爪母の一部を切除し、食い込む部分のつめを生えなくする手術もあります。術後、痛みがあり数日間の安静が必要ですが、治療期間が短く、再発も少ないです。自分でできる方法としては、足を心臓の高さより上げると、むくみが軽くなり症状が和らぐことがあります。ぬるま湯で洗うと、腫れが引きやすくなります」(共同通信 谷本敏之)(2010/01/05)
―つめの病気で多いものは。
「10人に1人が何らかのつめの痛みを持つと言われ、ほとんどは巻きづめによるものです。2種類あり、一つはつめがCの形に丸まる『湾曲爪』。変形が進んで両端が真ん中でくっつくような状態になると、『トランペットづめ』とも呼ばれます。患者は女性が大半で高齢者にも見られます。もう一つはつめの端が皮膚に食い込む『陥入爪』で、男性に多く、変形があっても皮膚と接する部分に限られます」
「巻きづめの多くは足の親指に起きます。つめの両脇の皮膚に炎症が生じ、赤く腫れたりします。血が混じった液がにじみ、悪臭を伴うこともあります」
―悪化すると?
「赤い肉の塊が盛り上がり、靴を履くのもつらくなる。痛みがひどいと歩き方が不自然になり、ひざや足首が痛くなることもあります。糖尿病や慢性の動脈閉塞症で足の血管に問題がある人は傷が治りにくく、指が壊死して最悪の場合は切断が必要となります。進行すると治療が難しく時間もかかるので、早めの受診が大切です」
―原因は。
「深づめや、つめの角を短く切るなどして両脇の皮膚が傷ついたり、つめが丸まろうとしたりして起きます。小さすぎる靴や先の狭い靴、ハイヒールでも指とつめが強く挟まれ、押し付けられて巻きづめになることがあります。きつい靴下やストッキングもきっかけとなりますし、足のむくみ、長時間の立ち仕事も、つめが食い込みやすくなる一因です。これらが複合することもあります」
―どう治療するのか。
「つめの先端近くの両脇に穴を開け、弾性のある小さなワイヤをこの穴に通して接着して、カーブしたワイヤが元に戻ろうとする力で矯正する方法があります。数カ月かかり、再発することも少なくないですが、ほとんどの変形に対応できます。炎症や腫れを抑える飲み薬、塗り薬もあります」
「皮膚の下でつめを作る爪母の一部を切除し、食い込む部分のつめを生えなくする手術もあります。術後、痛みがあり数日間の安静が必要ですが、治療期間が短く、再発も少ないです。自分でできる方法としては、足を心臓の高さより上げると、むくみが軽くなり症状が和らぐことがあります。ぬるま湯で洗うと、腫れが引きやすくなります」(共同通信 谷本敏之)(2010/01/05)


