
カテゴリー以外のニュースがご覧頂けます。
2009.08.04
「口臭-3」
歯周病ケアと舌の清掃を
川口陽子教授
自分では気付きにくいが、知らないうちに他人とのコミュニケーションの障害になることもある「口臭」。東京医科歯科大病院 で口臭専門の「息さわやか外来」診療科長を務める川口陽子教授に、原因や最新の診断について聞いた。
―口臭を予防するにはどうしたらいいか。
「口腔内を清潔にすることがポイントで、自分で毎日、歯や口の中を清掃するセルフケアと、歯科医や歯科衛生士に専門的な指導や処置を受けるプロフェッショナルケアの両方があります。歯周病や虫歯の予防と、舌苔という舌の汚れの清掃が特に大事です」
「歯周病や虫歯の対策では、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシによる毎日のケアは自分で行い、歯肉が健康なピンク色をして引き締まっているかなどを鏡で確認します。専門的な清掃や歯石の除去も歯科医で定期的に受けましょう」
―舌苔も自分で?
「舌を鏡で見ると、白や淡黄色のものが付着している場合があります。これが舌苔ですが、うがいでは取り除くことができないので、舌ブラシと呼ばれる専用の道具や柔らかい歯ブラシで、付着量が多い朝の起床直後に清掃してください。粘膜なのでやりすぎは禁物で、味覚を感じる味蕾などを傷つけます」
「舌の奥にブラシを入れると嘔吐反射が出そうになるので、舌をできるだけ前に突きだし、水にぬらしただけのブラシを軽く動かしてください。舌苔は多い人とそうでない人で個人差があり、付いていないのに掃除する必要はありません。高齢者などでは、いたずらに口の中をかき回すと誤嚥性肺炎の原因にもなるので注意を要します」
―セルフケアでほかに心がけることは。
「義歯をしている人はその手入れも忘れないでください。睡眠や食事の栄養バランスに注意し、ストレスを減らしてゆったりとした気持ちで人と付き合い、毎日を規則正しく過ごしてください」
―市販の口臭予防製品の効果は。
「香料、殺菌剤、消臭剤などを含む洗口剤や、歯磨き剤、ガムなどが市販されていますが、口臭を直接防止する作用は弱く、においを隠す効果や精神的に安心させる効果の方が大きいと考えられます。口臭発生の原因を除去した上での使用なら意味があるでしょう。定期的な健診と専門的なケアで口臭は予防できますし、検査技術なども進歩し、悩みを解決する方法もあるので、困った人や不安のある人はまず歯科医に相談してください」(完)(2009/08/04)
―口臭を予防するにはどうしたらいいか。「口腔内を清潔にすることがポイントで、自分で毎日、歯や口の中を清掃するセルフケアと、歯科医や歯科衛生士に専門的な指導や処置を受けるプロフェッショナルケアの両方があります。歯周病や虫歯の予防と、舌苔という舌の汚れの清掃が特に大事です」
「歯周病や虫歯の対策では、歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシによる毎日のケアは自分で行い、歯肉が健康なピンク色をして引き締まっているかなどを鏡で確認します。専門的な清掃や歯石の除去も歯科医で定期的に受けましょう」
―舌苔も自分で?
「舌を鏡で見ると、白や淡黄色のものが付着している場合があります。これが舌苔ですが、うがいでは取り除くことができないので、舌ブラシと呼ばれる専用の道具や柔らかい歯ブラシで、付着量が多い朝の起床直後に清掃してください。粘膜なのでやりすぎは禁物で、味覚を感じる味蕾などを傷つけます」
「舌の奥にブラシを入れると嘔吐反射が出そうになるので、舌をできるだけ前に突きだし、水にぬらしただけのブラシを軽く動かしてください。舌苔は多い人とそうでない人で個人差があり、付いていないのに掃除する必要はありません。高齢者などでは、いたずらに口の中をかき回すと誤嚥性肺炎の原因にもなるので注意を要します」
―セルフケアでほかに心がけることは。
「義歯をしている人はその手入れも忘れないでください。睡眠や食事の栄養バランスに注意し、ストレスを減らしてゆったりとした気持ちで人と付き合い、毎日を規則正しく過ごしてください」
―市販の口臭予防製品の効果は。
「香料、殺菌剤、消臭剤などを含む洗口剤や、歯磨き剤、ガムなどが市販されていますが、口臭を直接防止する作用は弱く、においを隠す効果や精神的に安心させる効果の方が大きいと考えられます。口臭発生の原因を除去した上での使用なら意味があるでしょう。定期的な健診と専門的なケアで口臭は予防できますし、検査技術なども進歩し、悩みを解決する方法もあるので、困った人や不安のある人はまず歯科医に相談してください」(完)(2009/08/04)


