秋葉原の無差別殺傷事件
    

浮かぶ孤独感、身勝手さ 無差別殺傷事件から1カ月

 東京・秋葉原の無差別殺傷事件で逮捕された派遣社員加藤智大容疑者(25)は、6日までの警視庁万世橋署捜査本部の調べに、現実から逃避したインターネットで「無視されたと感じ、自分の存在を示したかった」などと動機を供述。孤独感を募らせ身勝手な犯行に突き進んだ経緯が判明してきている。

 6月8日の事件から間もなく1カ月。秋葉原の歩行者天国は中止されたままだ。「取り返しの付かないことをした」と加藤容疑者。東京地検は今月8日から精神鑑定のため鑑定留置する方針で、犯行に至る精神状態の解明も今後の焦点となる。

 捜査本部の調べなどによると、加藤容疑者は親しい友人もおらず、家族とも反目。孤独をまぎらわすようにネットの掲示板に日々の出来事や感情を細かく記していた。

 自らを「不細工」「負け組」としつつ、たびたび「ホストクラブで自爆テロ」「誰でもいいから殺したい」などと犯罪を予告するような書き込みもしていた。

(2008年07月06日)

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