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見学なう!

菓子製造工場からスカイツリー建設現場まで、世の中のしくみが学べる施設を小学生リポーターが訪問します。

2014年01月29日

海の栄養つまったノリ作り ふしぎな船で収穫

海の栄養つまったノリ作り ふしぎな船で収穫

 東京湾のノリの収穫を見に来たよ。後ろに見える、へんてこな船でノリをとるんだって!=千葉県船橋市沖(おき)の東京湾

海の栄養つまったノリ作り ふしぎな船で収穫

 船ごと網の下にもぐるようにしてノリを収穫する滝口さん。海から引き上げた網にはノリがびっしり!=千葉県船橋市沖(おき)の東京湾

海の栄養つまったノリ作り ふしぎな船で収穫

 滝口光宏さん(左)に教えてもらって、昔ながらのノリすきを体験する後藤花凜さん。細かくきざんだ生ノリを木の枠にすきまなく流しこむのがむずかしい=千葉県船橋市

 みんながふだん食べているノリ。紙みたいな形をしているけど、どうやって作るんだろう? わたし後藤花凜(ごとうかりん)(小3)がノリの産地、千葉県船橋市で調べてきました。
   ☆   ☆
 船で向かったのは東京湾(わん)の「三番瀬(さんばんぜ)」。海面にたくさんの棒(ぼう)がならんでいるのが見えてきたよ。近づくと、棒の間に張(は)った網(あみ)に黒っぽい海藻(かいそう)がいっぱい! これがノリ?
 「そう。9月に種をつけた網を張って、育ててきたんだ」。教えてくれたのは、ノリ漁師(りょうし)の滝口光宏(たきぐちみつひろ)さん。銀色のパイプが前につき出した、へんてこな船に乗ってるよ。
 「これはノリをとる専用(せんよう)の船。このパイプを使って網の下にもぐりこみ、船の上の刃(は)がついた機械(きかい)を回転させてつみ取るんだ。見ていてね」
 うわぁ、船ごと網の下に入っちゃった! あっという間に船がノリでいっぱいになったよ。
 「水温が下がる冬がノリの収穫期(しゅうかくき)。この辺の海は栄養が豊(ゆた)かだからおいしいノリが育つんだよ」
   ☆   ☆
 港にもどり、生ノリからどうやって、いつもの四角いノリができるのか教えてもらいました。
 「細い竹をならべて作った『ノリす』の上に四角い木枠(きわく)を置いて細かくきざんだ生ノリを流しこみ、水を切ってから乾(かわ)かすんだ。和紙を作る時の紙すきに似(に)ているからノリすきって言うんだよ」
 ノリは作り方も紙と似ていたんだね。
 「今はノリをすいて乾かすまで、全部、機械化されていて、約2時間で乾いたほしノリができるんだよ。これを焼いたり味をつけたりしたのが、みんながふだん食べているノリなんだ」
 できたてのほしノリをお味見。海のかおりがして、おいし~!

【一口メモ】知ってる?ノリの表と裏 
 ノリには表と裏(うら)があるって知ってた? ツルツルした面が表、ザラザラした面が裏なんだよ。
 裏がザラザラなのは、ノリをすく時に使う「ノリす」のあとがつくから。のり巻(ま)きにする時は、裏側にご飯をのせて巻くときれいにできるよ。
 日本では古くからさまざまな料理に使われてきたノリ。実は、タンパク質(しつ)やカルシウム、ビタミン、ミネラルなどの栄養素(そ)もいっぱいなんだって。たくさん食べてね。

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