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見学なう!

菓子製造工場からスカイツリー建設現場まで、世の中のしくみが学べる施設を小学生リポーターが訪問します。

2014年01月29日

夜景彩る照明デザイナー 省エネの工夫もいっぱい

夜景彩る照明デザイナー 省エネの工夫もいっぱい

 電力をつくり出す工夫について紹介(しょうかい)した、イルミネーションのイベント。LED照明が照らし出す夜景にうっとり=東京都港区

夜景彩る照明デザイナー 省エネの工夫もいっぱい

 東京ゲートブリッジの模型を使って、石井幹子さん(右)から、ライトアップの工夫を教えてもらう山本聖菜さん。橋をわたる車や橋の下を通る船からの見え方も考えて、照明をデザインしたんだって=東京都渋谷区

夜景彩る照明デザイナー 省エネの工夫もいっぱい

 石井幹子さんがこれまでにプロデュースした照明デザインの例を見る山本さん。どれもすごくきれい!=東京都渋谷区

 冬の夜は、色とりどりのイルミネーションやライトアップされた建物に彩(いろど)られてきれいだね。その明かりの裏(うら)にはどんな工夫があるのか、わたし山本聖菜(やまもとせいな)(小3)が、照明デザイナーの石井幹子(いしいもとこ)さんに聞いてきました。
   ☆   ☆
 東京都渋谷(しぶや)区の事務所(じむしょ)をたずねると、石井さんが大きな橋の模型(もけい)を使って説明してくれました。
 「これは、東京湾(わん)に今年完成した東京ゲートブリッジ。照明のデザインだけで6年もかかったのよ。柱部分には492個(こ)の大型照明、側面には886個のLED照明を使っているの」
 LED照明って?
 「発光ダイオード(LED)という部品を使った照明のこと。赤、緑、青の3色のLEDを組み合わせてたくさんの色を出せるので、ゲートブリッジでは月ごとに色を変えているの」
 きれ~い! でも…電気をいっぱい使いそう。
 「LEDは普通(ふつう)の電球や蛍光灯(けいこうとう)より使う電力が少ないのよ。それに橋の下には太陽光発電も設置(せっち)しているの。照明デザインはきれいなだけじゃだめ。省エネはもちろん、自分で電力をつくり出す工夫が欠かせないのよ」
 ちょうど、そんな工夫がよく分かるイベントを開いていると聞いて、都内の公園へ。日が暮(く)れると公園の木が7色の明かりに照らし出されたよ。
 「このイベントの電力は、太陽光や風力発電、電気自動車にためた電気でまかなっているの。使用する照明はもちろんLED。熱くならないので木にもやさしいのよ」
 わたしは、自転車をこいだり、シートの上で足ぶみをしたりして発電する「人力発電」に挑戦(ちょうせん)。いっぱい動いて、きれいな明かりをともして、心も体もぽっかぽか!

【一口メモ】明かりで発信、東京タワー 
 石井幹子さんの代表作の一つが1989年から始まった東京タワーのライトアップ。定番のオレンジ色のほかに、季節やイベントに合わせて色を変えるライトアップもあって、さまざまなメッセージを発信しているんだよ。
 昨年の東日本大震災(だいしんさい)後には、太陽光発電を使って映(うつ)し出された「GANBARO NIPPON(がんばろう 日本)」の文字が、多くの人を勇気づけてくれたんだ。

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