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見学なう!

菓子製造工場からスカイツリー建設現場まで、世の中のしくみが学べる施設を小学生リポーターが訪問します。

2014年01月29日

テレビアニメができるまで  1話に手がきの絵5千枚 

テレビアニメができるまで  1話に手がきの絵5千枚 

 東映アニメーションの歴代作品をパネルで紹介(しょうかい)したギャラリー。すごくたくさんあってびっくり!=東京都練馬区

テレビアニメができるまで  1話に手がきの絵5千枚 

「スマイルプリキュア!」の絵コンテをかく大塚隆史さん(右)。ストーリーに合わせて、キャラクターの配置や動きを考えるんだよ=東京都練馬区

テレビアニメができるまで  1話に手がきの絵5千枚 

 動画に着色する作業を見学する篠崎瑠侑さん(左)。目の奥の細い線まで細かく色が決められていて、1枚を仕上げるのもたいへん!=東京都練馬区

 みんな大好きなテレビアニメはどうやって作るのかな? わたし篠崎瑠侑(しのざきるう)(小4)が、東京都練馬区の東映(とうえい)アニメーションで調べてきました。
   ☆   ☆
 むかえてくれたのは、今放送中の人気アニメ「スマイルプリキュア!」の監督(かんとく)、大塚隆史(おおつかたかし)さん。机(つくえ)の上には、えんぴつでかいたまんがみたいなものが―。
 「キャラクターの動きや場面の構図(こうず)などをかいた絵コンテだよ。アニメの設計図(せっけいず)になるんだ」
 ここからどうやってアニメになるんですか?
 「絵コンテから動きのポイントになる原画とよばれる絵をかき、それを 基(もと) に、間の動きも加えた動画をかくんだ。動画を 撮影(さつえい) して連続で見ると、パラパラまんがのようにキャラクターが動いて見えるんだよ」
 実際(じっさい)の作業を見せてもらうと、原画も動画も一枚(まい)一枚、専門(せんもん)スタッフが手でかいていたよ。
 「1話分、約30分の作品で、原画は1500枚以上、動画は3500枚以上かくんだよ」
 え~、そんなに!?
 「多くの人で作業を分担(ぶんたん)するので、誰(だれ)がかいても同じになるようキャラクターごとにかき方が細かく決まっているんだ」
 みんな同じ絵がかけちゃうなんて、すごい!
 「動画ができたら1枚ずつ色を付けて、別にかいた背景(はいけい)と合わせて撮影し、せりふや効果音(こうかおん)を録音したら完成だよ」
 気が遠くなりそう…。
 「1話ができるまでは企画(きかく)からふくめて約半年。100人近い人が関わってるんだ。『ワンピース』や『トリコ』などほかの作品とかけもちするスタッフもいるんだよ」
 いつもなにげなく見ているアニメも、こんなに多くの人のチームワークで作られていたんだね。

【一口メモ】放送開始から50周年 
 日本初のテレビアニメは、1963年1月に放送が始まった「鉄腕(てつわん)アトム」。来年はそれから50年の記念の年なんだよ。
 東映アニメーションは、鉄腕アトムと同じ年に始まった「狼(おおかみ)少年ケン」をはじめ「魔法(まほう)使いサリー」「キャンディ・キャンディ」「銀河(ぎんが)鉄道999」など、数多くの人気作品を作ってきたんだ。
 お父さん、お母さんにもきっと、子どものころに夢中(むちゅう)になった作品があるはず。聞いてみてね。

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