(40)核なき世界を追求
2009年のノーベル平和賞が「核兵器なき世界」の実現を訴えるオバマ米大統領に授与された。ノルウェーのオスロでの授賞式に出席した大統領の受賞演説から三つのキーワードを取り上げ、英語表現を解説する。
「急を要する取り組みの一つは、核兵器の拡散を阻止し、核兵器のない世界を追求することである」
''One urgent example is the effort to prevent the spread of nuclear weapons, and to seek a world without them.''
オバマ大統領は、ルールを破る国々に立ち向かっていく際に「暴力に代わるもの」''alternatives to violence''をつくり出す重要性を呼びかけた。その一例が、核なき世界を追求する取り組みだ。核拡散防止条約(Nuclear Non-Proliferation Treaty)について、自分の「外交政策の要」''centerpiece of my foreign policy''と強調。''I am working with President Medvedev to reduce...nuclear stockpiles''と、ロシアのメドベージェフ大統領とともに核軍縮(nuclear disarmament)も進めていることをアピールした。その上で、核問題で国際社会の非難を浴びているイランや北朝鮮に対しては、核不拡散体制を「悪用しないように」''do not game the system''とくぎを刺すことも忘れなかった。

