(39)平和実現へ三つの方策
2009年のノーベル平和賞が「核兵器なき世界」の実現を訴えるオバマ米大統領に授与された。ノルウェーのオスロでの授賞式に出席した大統領の受賞演説から三つのキーワードを取り上げ、英語表現を解説する。
「公正で永続的な平和を構築する上で必要な三つの方策を説明しよう」
"Let me...speak of three ways that we can build a just and lasting peace."
大統領は、演説の題名にもなった"A Just and Lasting Peace"「公正で永続的な平和」を実現する方法として"a world without (nuclear weapons)"「核なき世界」と"support for human rights"「人権の尊重」そして"economic security and opportunity"「経済の安定と機会の保障」を挙げた。核不拡散防止条約などの国際ルールを無視しようとする動きに対しては、世界が一致して取り組む必要があると強調。平和とは、ただ単に「目に見える紛争がない」"the absence of visible conflict"だけではなく「(個人の)人権と尊厳」"the inherent rights and dignity of every individual"に基づく「(公正な)平和だけが真に永続することができる」"Only a just peace...can truly be lasting"とした。その上で、人権の保障のみで平和は実現できず、"freedom from want"「貧困からの解放」が不可欠とした。

