日記
2010.06.17 カルテット解散
武蔵野東小学校にて武蔵野東小学校にて
武蔵野東小学校にて牛丼とうどんのセットを黙々と食べるピーター

ICEPの活動も昨日で終わり、今日はカルテット解散の日。雨の中をシニとピーターがタクシーに乗って合宿所を後にし、天気がよくなった頃にファイトが出ていきました。そして、私は束の間の休息で、寝っぱなし。


今回は入梅前のツアーだったこともあって、お天気にも恵まれよかったです。和食大好きの若手3人につきあって、どこに行っても和食をいただいていたので、しばらくは和食なしの生活が続いても大丈夫です。スタッフとの待ち合わせ場所へ4人だけで向かうときも、最終日に予定より1本遅い電車になってしまいましたが、そのほかは遅れることもなく、今年は大変優秀でした。ツアー中は全員活き活きしていて楽しい雰囲気なのですが、一方で悲しいことを間近で見る機会も多いので、半分笑って、半分泣いているような感じです。


グローバル化時代では、世界は小さくなったと言われ、簡単に情報が得られるため、知りたくないことも知ってしまう機会が増えてきたようです。また最近では一方的なコミュニケーションが当たり前となってきているようにも感じ、人々が見たい、見やすい、見て楽しくなるような事柄をテレビやニュースに流すとマーケティングにもつながりますから、昔は見えなかったことが見えているにもかかわらず「見て見ぬふり」をする傾向が強くなっているのではないでしょうか。今回、若手の3人とモンゴルで経験したことを日本の子ども達に演奏やトークを通じて伝えましたが、子ども達にとって自分達の身近にある問題を考えるきっかけとなってくれたらとても嬉しく感じます。


今年12月にはラオスをICEPで訪問します。同行する3人の若手演奏家のオーディションの募集が現在行われており、7月1日が応募締切です。12月のラオスと来年6月に日本で私と一緒に活動しようと思ってくださる演奏家の応募を楽しみにお待ちしております!


ヴァイオリン 五嶋みどり(6月16日記)


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いよいよ「旅するみどり -2010-」も最終回となりました。ご愛読いただいた読者の皆様とこの活動にご協力いただいた皆様には心より感謝申し上げます。


旅慣れているみどりとは違い、今回も早起きが続いたハードスケジュールで、若手3人と同行スタッフはヘトヘトになりながら最終日まで走り続けた感じです。元気度のバロメーターとして、ピーターとファイトは食欲。1人分しか食べないと「ちょっと心配」。1.5人分だと「まぁまぁ」。2人分以上食べているときは「大丈夫」。シニの元気度バロメーターはジョーク。元気なときは何を言ってもジョークで切り返してきますが、お疲れモードのときは「OK」しか言いません。そんな彼らともお別れ。一人合宿所に残ったみどりは肩の荷を降ろしつつも、早速今後のミュージック・シェアリングの活動についてアレコレ考えている様子です。目下、楽器指導支援プログラムでヴァイオリンを勉強している子ども達がどうしたら楽に弓を持てるか、を研究中です。


さて、次にみどりが来日するのは10月です。10月31日に京都と11月3日に金沢でオーケストラとの共演を予定しております。秋にはこの2回の公演のみで、12月にはラオスに行く前にオーディションで選ばれた新しいメンバーたちとの「ICEP2010ラオス」のリハーサルのために再び来日いたします。


五嶋みどり アシスタント 花田由美子(6月16日記)