今日は一日武蔵野東小学校に滞在し、コンサートとクラス訪問、ヴァイオリンの授業見学をしてきました。あたたかな雰囲気に包まれたこの学校での活動を以って、カルテットは解散。明日にはそれぞれの国へ帰っていくメンバーを駅で見送ったときには、なんだか感傷的な気持ちになってしまいましたが、オフィスへ戻る地下鉄の中で、みどりと今後の打ち合わせを簡単に済ませると、気分はもう来年に向けて動き出しました。
さて、今年のカルテットは、10ヶ所の町を訪れ13団体で「訪問コンサート」を行ったほか、6回の「モンゴル報告コンサート」、楽器指導支援プログラムの見学、そして文化見学と盛りだくさんのスケジュールで、北へ南へ、東へ西へと駆け抜けました。雨の時期だというのに、雨に降られたのは14日のみで、これは同行スタッフの日ごろの行いが良いからだ、と自分を褒めつつ、荷物を抱えて移動する日々でした。
訪問した先々では、皆さんからあたたかいおもてなしと歓迎を受けました。子どもたちや先生方が涙を浮かべて喜んでくださった学校もありました。物怖じせず質問ができる子や恥ずかしがって部屋の後ろのほうで鑑賞している子、音色が変わるたびに驚きの表情を見せる子などなど、音楽を通じて交流した約1000名の子どもたち一人ひとりに、小さくても心に残る何かがあればとても嬉しいと思います。そして、若い演奏家の3人にとっては、このような経験が今後音楽を続けていく上での大きな財産となったことは言うまでもありません。
今年も「旅するみどり」を通じて活動の様子をお届けできたのは、ミュージック・シェアリングの活動を理解し、ご協力くださる多くの方々のお力のおかげです。多くの方々に支えられ、活動を継続することができています。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。「音楽を聴かせるだけでは根本的な問題は解決しない」と厳しいお言葉をいただくこともありますが、音楽を志す者にしかできない活動なのだと誇りを持って活動を続けていきたいと思っています。
6月28日からは、ギタリストの村治奏一さんによる「訪問コンサート」が始まります。また、今回訪れた学校、団体のいくつかには秋にも訪問いたします。活動の様子はミュージック・シェアリングの活動ブログで紹介しますので、お楽しみに。
今後ともミュージック・シェアリングをよろしくお願いします!
ミュージック・シェアリング スタッフ 赤石衣里(6月15日記)
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みなさん、こんにちは。
あと7時間ほどで日本を発ち、明日の午後には自宅のあるドイツのハノーバーに着きます。ICEPに参加できてどれだけ幸せだったかは、言葉では言い表せません。この豊かな経験は深く私の心に刻みつけられて、忘れることはないでしょう。たくさんの人たちにお礼を言わなくてはなりません。観客の方々を初め、出会っただけで名前も知らない人たちにもです。
合宿所で私たちのお世話をしてくれた方々、ミュージック・シェアリングのスタッフのみなさん。一緒に演奏した仲間。友情をありがとう。そしてみどり、あなたが私にしてくれたこと全てに、ありがとう。
愛をこめて。
ヴァイオリン シニ・シモネン(6月15日記)
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これでブログに日記を書くのも最後になります。ICEPに参加して素晴らしい時間を過ごすことができました。日本が大好きです。人々も食べ物も。みどりと共に音楽を作り上げていけたことは、もちろん忘れられない経験でした。
一番感謝したいのは、この3週間の間に、学校や施設、病院で出会った人々です。特に子どもたちとの出会いは僕の人生を変えるものでした。
また会える日を楽しみにしています。
ヴィオラ ファイト・ヘルテンシュタイン(6月15日記)
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明日の朝、僕は日本を経ちアメリカに戻ります。忘れられない素晴らしい時間を日本で過ごしました。僕たちの前に座った大勢の子どもたち。目を大きく開けて、柔軟な心で演奏を聴いてくれました。
しつけの行き届いた日本の子ども達の態度には感心させられました。一つの大きな部屋に百人もの子どもたちがいて、45分間、無駄口をたたいたりせずに静かに音楽を聴いているなんて、アメリカでは全く考えられません。障がいのある子どものための施設での演奏は、特に心に残りました。彼らは興味しんしんで、すぐに反応してくれます。コンサートホールになかなか足を運べない彼らに、クラシック音楽を聴く機会を与えることができて嬉しく思います。
この活動に係った全ての人々、そして観客のみなさん、ブログを読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございました。
また再び日本に戻れる日を期待して。
チェロ ピーター・マイヤーズ(6月15日記)
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(シニ、ファイト、ピーターの日記の原文はこちら)
Dear all,
I am leaving for Narita airport in about 7 hours: tomorrow evening I will already be home in Hannover. I can't say how happy I am that I got to do this program again this year. I believe the richness of this experience will stay etched in my mind for a long time. There are a lot of people I feel I would like to thank, including many whose names I do not know, for example most of our audiences, but I do feel a need to write out at least a few.
Thank you to Mrs. Okubo who relentlessly took care and cooked amazing food for us. To everyone from the office who worked incredibly, incredibly hard to make things work for us and patiently put up with my bad jokes for three weeks. From December's tour to Oda Tetsuki, our grandfatherly photographer, and Kyoko, who works for the Music Sharing office and
accompagnied us, who were the heart of the tour in Mongolia. To the musicians, for their honesty, humour and friendship and all the staff I Iearned from them. To Midori, for everything.
All the best from
Sini
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Hello for the last time in this session, I had such an amazing time here with our program – first of all I love Japan, it's people and the food. Making music with Midori was of course unforgettable. But mostly I am deeply grateful that I could learn so much as a person. The experience which I got in this three weeks in all the schools, hospitals and especially with the children changed how I look on many things in my life. I hope that I will come back soon!
Veit
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Tomorrow morning, I leave Japan to return to the States. I had a really memorable and worthwhile time here, playing for hundreds and hundreds of children who sat in front of us, wide-eyed and open- minded, as they listened. I am amazed at the discipline of Japanese kids; in the States, it is impossible to get a roomful of a hundred kids to listen intently for 45 minutes without them talking and getting distracted. Performing in the institutions for disabled
children was particularly moving; they were so interested and responsive, and I'm glad we were able to give them the opportunity to hear live classical music, because their access to actual concert halls is very limited.
I thank everyone who was involved with our efforts, as well as all of our audiences for their attention and receptiveness to music. Thank you also to the readers of this blog; you are instrumental in spreading appreciation for our work.
I hope I will return to Japan sometime soon!
Peter





