日記
2010.06.15 音楽教育とアウトリーチ
いつも笑顔のグラジュナ先生いつも笑顔のグラジュナ先生
いつも笑顔のグラジュナ先生グラジュナ先生を囲む会

今年のICEP活動も残りわずかとなり、大阪と東京の報告コンサートも終わり、メンバー解散まで後数日です。


今朝の移動の時、考えたことです。


電車の中で携帯を手に耳にはイヤホンを、という姿を見かけるのが大変増えました。携帯のキーをたたいていない人のほうが、外を見ている人や居眠りしている人よりはるかに少ないときもあります。不思議な感じがする眺めです。たくさんの人たちがコミュニケーションをとっています。でもそれは同じ場所にいる人たちとお互いにとっているのではなく、電波の向こうにいる人たちとです。自分のいる場所に浸っている様子はなく、公の場で個人の世界に入りこんでいる人たちが大勢いるのです。周りにお構いなし、ということでもないのですが、とにかくものすごい集中力なのです。


これは一体どういう社会現象を現しているのでしょうか?


今朝は1回の公演で、その後はフィンランドの音楽研究家でヴァイオリニストのグラジュナ先生を囲んでお話を聞かせていただきました。先生はこのツアーに同行していただいたので、色々興味深い話をたくさん聞かせていただきましたが、今日は、楽器指導支援プログラムの音大生や関係者、カルテットのメンバー全員で、ヨーロッパや北欧(特にフィンランド)のアウトリーチ活動などについて話をしていただきました。


通常の教育範囲内での芸術教育レベルが他のフィールドと同じように上がっていない、むしろ下がってきている点も多いというのは先進国共通の問題のようです。特にアウトリーチと科目としての音楽教育のコミュニケーション(やりとり)のバランスをとるのが難しく、どちらかが欠けることによってお互いに悪影響をもたらす場合も増えてきています。


アウトリーチの活動が音楽の授業になったり、アウトリーチ活動がなく音楽授業が行われても、今度は音楽教育授業の意味が薄くなってしまいます。


そんなことをツアーの合間にグラジュナ先生と時間を見つけては話し合っていました。


ヴァイオリン 五嶋みどり(6月14日記)


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みなさん、こんにちは。


東京のような巨大都市で偶然人と出会うなんて考えられないと思ってました。でも、今夜、それが起こってしまいました。


ラッシュアワーの電車の中、合宿所へ戻るため、僕たちは、楽器と自分の荷物と、今までいろんな所でもらったおみやげの数々を抱えていました。おみやげは今までミュージック・シェアリングのオフィスで預かってもらっていましたが、日本を離れる日も近くなってきたので、持ち帰っていたのです。


僕はドアの窓に押し付けられたようになり、すると僕を見つめ返す人がいました。どこかで会ったような気がします。思い出しました。昨日王子ホールでのコンサートに来てくれた女性で(その日は彼女の誕生日でした)、コンサートの後に行った“ミート&グリート”で撮った写真を持っていました。会話ははずんで、楽しい時間を過ごせました。この親切な国の人らしく、彼女は僕たちに焼き増しした写真をプレゼントしてくれました。


ヴィオラ ファイト・ヘルテンシュタイン(6月14日記)


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Dear everybody,


I always thought that Tokyo is such a humongous big city that it is just impossible to meet people only by coincidence - I found out that I was wrong. Tonight when we were going home in the rush hour by train we had a lot of luggage – our instruments and the complete collection of all the presents we got from all the places where we went to. We always collected the presents in the music sharing office but since we are leaving soon we wanted to bring them back. So I was squeezed to the window with my nose flat on the glass and from outside somebody stared back to me. Somehow the face looked familiar to me. So it turned out to be someone who came to our concert just yesterday (on her birthday) in the Oji Hall in Tokyo and she had a little photo album with pictures from the “meet and great“ event after the concert. We had a very nice talk and very typically for the kindness in this country she made each one of us a picture where we are posing together as a gift.


Veit