モンゴルで馬頭琴に挑戦するピーター |
今日はザ・フェ二ックスホールでの公演一回のみの活動スケジュールでした。学校や施設などで一日数回ずつコンサートをしてきたスケジュールに慣れているメンバーにとっては、報告コンサートの日はリハーサルと演奏だけですので「ゆとり」を感じます。
朝、ラッシュの終わりかけにホール入り、全員念入りに基礎練習。ハードなスケジュールで、時間がない時こそ絶対欠かせないのが基礎練習です。何故かというと、基礎練習をして、筋肉に負担がかからないようにして演奏しないと色々な不自然な動きをするようになり、手などに悪影響が出るからです。
コンサートはトークと演奏で構成され、特に今年はモンゴルの伝統楽器である馬頭琴の演奏もあり、その音色は、ピーターとシニにモンゴルでの活動を懐かしく思い出させたようです。
公演前のプレスセッションでは若手演奏者の上達はどのようなところで見えてくるのか、という質問を頂きました。一人一人それぞれ感じ方が違うので答えるのが非常に難しい質問でした。ファイトは今回の日本での活動から参加していますので、事前に勉強をしたり、シュミレーションをしてきたけれども、最初はICEPの活動を「想像できない」と言っていました。しかし、実際にプログラムがスタートして回を重ねるごとに、しっかり対応できるようになり、また子どもたちとの交流もエンジョイしています。今後どういう活動をしたら良いのか、と話したり、自分の責任について考えている様子を見ると、成長を感じます。
人は年を重ねるごとに涙もろくなると言い、それは涙腺がゆるくなったからとよく言われますが、そうではなく、人は経験や体験によって感受性が育まれ、感じやすくなるからではないでしょうか。表現する者として、音楽家として、様々な経験や体験をすることは非常に大切だと思いますし、このICEPの活動が若手演奏者にとってプラスになれば嬉しいです。初めは「どうしていいのか分からない」「どう答えたら(応えたら)よいのか」と言っていた彼らに、何かが見えてきたようです。
アウトリーチ活動は、音楽を広める、愛好家を増やすだけではなく、聴きたいけれども聴けないという人に音楽を届けたり、知る機会を提供することが重要だと思います。演奏家一人一人、違う考え方を持っていますので、自分に合った方法を見つけて実施して欲しいと思います。様々な厳しい状況を目の当たりにして、メンバーはもっともっと活動していきたいと言っているので、たくましいと思います。
ヴァイオリン 五嶋みどり(6月10日記)
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今日、僕らの最初のコンサートを大阪で行いました。この2週間程で僕たちは、違う土地に朝に到着して、一日演奏をする、というサイクルに慣れてきました。今日僕らはほぼ12時間ホールに居て、リハーサルや練習をして、夜の公演を迎えました。
馬頭琴奏者のアヨーシ・バトエルデネさんもゲストとして出演しました。僕は舞台袖でマイクを通してでしたが、彼の素晴らしい演奏を聴く事ができました。モンゴルに居たときは、あちこちでこの美しい楽器の音色を聞く事ができたな~と思い出していました。
明日、僕らはやっと東京に戻ります。次の日記の時、モンゴルの事をいろいろと書きたいと思っています。
チェロ ピーター・マイヤーズ(6月10日記)
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(ピーターの日記の原文はこちら)
Today was our first main public concert, in Osaka. By now we are getting used to arriving somewhere in the morning and then playing all day -- we were at the hall for nearly 12 hours, rehearsing and practicing most of the time, and performing in the evening.
Also performing on our concert was Ayush Baterdene, a Mongolian morin khuur player. Unfortunately, I was only able to hear his amazing performance from the speakers backstage, but it reminded me of hearing the beautiful instrument so often when I was in Mongolia.
Tomorrow we finally return to Tokyo. Stay tuned for Sunday the 13th -- I will write about my experiences in Mongolia.
Peter






