2010年04月01日
タモリがストーリーテラーを務める「世にも奇妙な物語」が、ほかの番組とコラボした5本のオムニバスドラマは、「めざましテレビ」とコラボで香里奈主演、「はねるのトびら」とドランクドラゴン・塚地武雅、「爆笑レッドカーペット」とFUJIWARA・藤本敏史、「ちびまる子ちゃん」と西田敏行(アニメのまる子と共演)、「わが家の歴史」と三谷幸喜というラインアップだ。
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「わが家の歴史」とは、超豪華キャストで4月9日から3夜連続で放送される、三谷が脚本を手掛けた大型スペシャルドラマのこと。今回の5本目「台詞の神様」は、三谷が「わが家の歴史」の脚本をホテルに缶詰になって執筆中、あるシーンのせりふが書けずに苦しんでいる場面の話。
問題のシーンは「わが家の歴史」での佐藤浩市と柴咲コウの会話で、最高の言葉が思い付かずに苦悩する三谷がルームサービスを頼むと、柴咲そっくりのホテルスタッフ(柴咲コウ)が現れる。あまりに似ているので、彼女に脚本の書けた部分までを読んでもらい、イメージを膨らまそうと、三谷は協力を依頼するのである。
この「台詞の神様」で三谷を演じるのは三谷で、脚本も三谷。「48歳にしてやっとつかんだドラマ初主演ですから、悔いのないように頑張ってます」と三谷が意気込むのは了解だが、どこがコラボなの? どこまでいっても三谷幸喜じゃないか、という世にも貴重なドラマである。
しかし、ホテルスタッフ役の柴咲が、おとなしめのメード服を着たセミメード姿なのが、男性視聴者にとってはうれしい。ありがたい。セミメードの柴咲が脚本家の耳元で「ほら、集中して、頑張って。あなたなら書ける」とささやくのもキュンとくる。
ただ、それもこれも三谷の妄想・願望を叶える場面かと思うと、強まるのは希代の人気脚本家への羨望ばかり。映画の宣伝などでテレビ出演する時の三谷は、いつも何かやらかしてくれて楽しいが、演者としての三谷をじっくり見ても、クスクスと笑えるのが心憎い。
今回のショートドラマのオチを三谷がどうつけたのか、も見どころだろうが、「わが家の歴史」の当該シーンのせりふを、結局どんな言葉にしたのか、9日からの放送を見ずにはいられない心境に視聴者は追い込まれる。「う~む、三谷め」と笑うほかない。(宮崎晃)
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番組公式サイト → 「 世にも奇妙な物語 」








