2010年03月05日
「ゆるせない話」「好きなものの話」などとテーマを変え、毎週火曜11時台に、お笑い芸人たちが話を披露する番組が、スタート1周年を迎えての特番。今回はこれまでの放送で語られた話を〝検証〟したり、より深く掘り下げる「ためになる話」。
まずは動物大好きなほっしゃん。が、わざわざタイのトラ専門動物園へ飛ぶ。トラのおりに入って恐る恐る体に触り、生態をちゃんとリポートする構成は、別の番組かと思うほど確かにためになるから見ていて戸惑うのだが、汗だくでリポートを続けるほっしゃん。の隣には、現地のおばちゃんチックなニューハーフが何の断りもなく恋人風情でピタリと寄り添い離れない。世界にバラエティー番組さまざまあれど、こういう笑いは日本ならではの奥深さなのかもしれない。などと感心するのもバカバカしいほどの絵づらがとても良い。
次いで、有名美容外科「高須クリニック」の高須克弥氏が、脂肪彫刻手術「ミケランジェロ」を施した自らの上半身を公開。あ然ぼう然!である。ダビデ像のごとく6つに割れた腹筋、盛り上がった大胸筋が、触ってみると…。あなおそろしや。
と、さまざま続く中、この番組のレギュラー回で、大阪にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」を「ユニバ」と親しげに呼び、「ユニバの仕上がってないところが好き」などと逆説的ながら底知れぬ愛を惜しみなく語ったブラックマヨネーズの小杉竜一のパートが際立つ。
今回もユニバ愛全開の小杉だが、それでいながら実は、あるふしだらな事実を隠していたことを、相方の吉田敬が暴露する。それは芸能人にあるまじき、いやあり得ないと言っても過言ではない振る舞いで、小杉は大変な窮地に立たされるのだが、構成と、彼らのフリートークの巧みさでもって、笑いとごちゃ混ぜのまことにいい塩梅で提供されるのだ。このパートが一番「ため」にはならなかったが、一番おかしかった。
ちなみに、「ためになる話」がテーマのせいか、総勢18人の出演芸人の中には、段ボールに描いたイラストを使った一人コントの最後で、「ためになったよぉ」「ためになったねぇ」と言うのがお決まりの芸人「もう中学生」の姿も確認できたが、最後まで声を聞くことがなかったような…。(宮崎晃)
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◆番組公式サイト → 「人志松本の○○な話」








