2010年01月11日

今年最初の月9ドラマは「コード・ブルー ―ドクター・ヘリ緊急救命―2nd se...(c)フジテレビ
今年最初の月9ドラマは「コード・ブルー ―ドクター・ヘリ緊急救命―2nd season」。救急医療用ヘリコプターで患者を搬送する機内で治療に当たる若きフライトドクター候補生たちの奮闘を描いた人気ドラマの続編。共演はほかに新垣結衣、戸田恵梨香、椎名桔平ら。
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この月9ドラマはいろんな意味で異例だ。例えば放送枠。前シリーズは一昨年夏の木曜夜10時枠で放送されていたが、ドラマ看板枠の月9にスライドするなんて今までなかったことだ。
確かに前シリーズは平均視聴率15・9%をマークし、昨年1月に放送された2時間スペシャルドラマも23・1%の高視聴率を記録するなど実績は抜群。「医療」が最近の人気ドラマのキーワードとなっていることも考えれば、今期ドラマで一、二を争う注目株であることは間違いない。
放送枠の移動は、人によっては多少変則的に感じるかもしれない。でも、かつて高視聴率を連発してきた月9ブランドに勢いを取り戻す…、それだけでなくドラマというコンテンツ自体の〝復権〟にかける局側の熱い思いの表れだと僕は思う。
さらに主演の山下は昨年7月期の月9「ブザー・ビート」に主演したばかり。3カ月挟んだだけで月9主演に返り咲くというのも異例のこと。それだけ山下の演技力と人気に対する期待が大きいことがうかがえる。
その山下は今シリーズでも、優秀な若きドクター藍沢を熱演。第1話前半のヤマ場でもある少年の救出や治療シーンでは冷静な判断力を見せつけて活躍する。
しかし藍沢の表情はどこか暗い。前シリーズで起きた恩師の右腕切断の事故を通じて、職務への迷いも生じているせいだが、今シリーズではきっと、藍沢のさらなる成長の物語が描かれることだろう。
主人公だけでなく、新垣、戸田、そしてフライトナース役の比嘉愛未といった〝美の三重奏〟ともいえる若手女優たちが演じる登場人物たちも、それぞれ家族との葛藤(かっとう)、事故の後遺症、恋人の難病などの問題を抱えている。
第1話ではそうしたエピソードの数々が丁寧に織り込まれており、スリリングな救命現場のシーンを挟みながらも、人生の岐路に立つ若者たちの内面もより深く掘り下げようとする制作サイドの意図が強く感じられる。
気になるのは今シリーズから新たに登場する椎名とリリー・フランキーの2人の存在。ベテランドクター役の椎名はここ数年、一癖も二癖もある役を演じることが多いせいか、今回もセリフの一つ一つに「何か裏があるのではないか」とつい勘繰ってしまう。存在するだけで物語に深みが増してしまう気がする不思議な役者だ。
リリーは民放の連続ドラマ初出演。事前に公式ホームページなどでも役どころは一切明かされていないことから、かえって物語の鍵を握る重要な役どころであることが推測される。
最後に。ドラマの制作発表に行った先輩記者によれば、山下は「前回の後、ドクターヘリが実際に増えたりして、社会に貢献できたドラマだと思う。使命を最後まで全うしたい」といい表情であいさつしていたという。このコラムを書くにあたり、47NEWSの最近の記事でもドクターヘリに関して興味深い記事をいくつか見つけたのでリンクします。ドラマと合わせてご覧あれ。(関口康雄)
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番組公式サイト→「コード・ブルー ―ドクター・ヘリ緊急救命―2nd season」
47NEWS→共同通信<小児救急最前線>
→東奥日報<ドクターヘリ、旅行者の命救う>








