47NEWS >  エンタメ >  お先にフジテレビ >  【試写】「爆笑レッドシアター」第5回(5月20日水曜午後10時~)
お先にフジテレビ
フジテレビの番組をお先に拝見、エンタメ担当記者らが自由に感想・批評を書く試写コラム
場面写真の掲載にはフジテレビから特別に協力を得ています。
【試写】「爆笑レッドシアター」第5回(5月20日水曜午後10時~)

2009年05月18日

 今回の「お先にフジテレビ」は、人気お笑い番組「爆笑レッドカーペット」が水曜午後10時から、土曜午後7時に引っ越した後を任され、4月から始まった「爆笑レッドシアター」の第5回を試写。番組の詳しい内容は末尾に張った公式サイトへのリンクから。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 メーンコーナーの「スリーシアター」では、人気芸人たちが、用意された3つのシチュエーションの中でコントを披露する。通常のコンビやトリオの枠にとどまらない、コラボなコントも見られる。今回の設定は「駅のホーム」「不動産屋」「旅館」。
 例えば、冒頭の「フルーツポンチ」の村上健志が、痴漢被害を訴える女性を演じるネタは、見ていてくすぐったくなるほど自意識過剰な「ある典型」の人間を、デフォルメして笑わせる村上の良さを生かしたコントだし、「ロッチ」や「しずる」、トリオの「我が家」なども、それぞれ持ち味を生かしたネタを披露する。
 ピン芸人ではバカリズムが客演。かつてのネタ「トツギーノ」や、最近の、各都道府県の地図を示して「で、持つとしたら、こう」と、都道府県を手で持ってしまうイラストを連発するネタなど、彼の独創性には何度となく感心させられてきた。今回「旅館」という設定の中で彼は、別にそこが旅館じゃなくても成立するネタを見せる。才能の一端はうかがえるが、彼ならもっと、状況との関係性を巧みに使った何かができる気がする。
 同じピン芸人では、バカリズムの事務所の後輩、自称イケメン・狩野英孝もレギュラー出演。頭から説明的なセリフが多いのが引き続き残念だが、それは彼に限ったことでなく、漫才の「M―1グランプリ」やピン芸人の「R―1ぐらんぷり」の予選を見ていても思う、今、多くの人たちに共通する点だ。狩野のチャレンジは伝わってきたから、セリフをブラッシュアップして頑張ってほしい。
 さて、低予算で行われるお笑いライブや、深夜番組で見るコントは大抵、セットは存在せず、そこが「どこ」で「どんな状況」なのかという説明がない場所で始まる。だから、最初にネタのタイトルを言って説明してしまうことも可能だし、逆手に取って状況説明を留保し、カメラが次第にズームアウトしていくかのように、ネタの途中や終盤で「どんな状況」かが明らかになる構成で笑いを取ることも可能で、自由度は高い。
 しかし、この番組は幸か不幸か、ちゃんとセットがある。恐らくは出演者たちはシチュエーションだけを事前に伝えられ、ネタを考えてきて臨んでいるのだろうと思うが、そのせいか、あるいは今回がたまたまなのか、セットを利用する場面がほとんどなく、ただの背景としてしか機能していないのが寂しい。今回は「旅館」の3つ目のコントぐらいしか、セットと絡む場面は見られなかった。
 そして、総じてややおとなしいというか、まじめで達者という印象も受けた。セットをいっぱいに使った動き、勢いのあるコントもぜひ見てみたい。
 番組後半には、これからブレークするかもという芸人が、セットなしでネタを披露する「ホワイトシアター」コーナーもある。今回の6組ではコンビの「ロマンチックセクシー」が面白い。教師がビジュアル系バンドのいでたちで歌いながら出欠をとり、その歌詞が生徒の名前の連続に聞こえる〝空耳〟系ネタ。彼らは他の番組でも同様のネタで見掛けたが、果たして、学校ではなく、ある設定を与えられたら、どんなコントを見せることができるのだろう。活躍を期待したい。(宮崎晃)


★番組公式ホームページ→「爆笑レッドシアター




韓国ドラマ公式ガイドブック「メリは外泊中」が5月16日発売!2011.04.21

 チュ・ジフン主演のドラマ「宮~Love in Palace」のダイジェスト版3部作や映画『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』、『キッチン~3人のレシピ~』などを...
アラーキーの幸福写真
 佃島盆踊りは、無縁仏の霊を慰める古い念仏踊りを継承していることから、1976年…
世田谷/女子プロボクシング(下)
世田谷/女子プロボクシング(下)
世田谷/女子プロボクシング(下)
世田谷/女子プロボクシング(下)