47NEWS >  カルチャー >  Gメン47 >  ニューWOWOW
NEW Contents
アーカイブ
2012.03.29

実は萌えキャラなんです

絶賛放送中の松本零士「オズマ」。砂漠化した未来の地球を舞台に繰り広げるSF大作。再放送もあります。原作「オズマ」ⓒ2012 松本零士ⓒ2012 オズマ製作委員会

絶賛放送中の松本零士「オズマ」。砂漠化した未来の地球を舞台に繰り広げるSF大作。再放送もあります。原作「オズマ」ⓒ2012 松本零士ⓒ2012 オズマ製作委員会

瀬木広哉:どうもー。って、あれ?和田店長は休み??

 

ニューWOWOW・奥西智子新店長:あ、和田は異動しちゃったんですよ。営業に。わたしは新店長の奥西です。はじめまして。

 

瀬:まじですか?! しばらく来ないうちに...って、よくよく考えたら別にショックでもないことに気付きました。奥西さん、若いですねー。ども! はじめましてです! 実は萌えキャラの瀬木です!

 

ニューWOWOW・和田暁前店長:...瀬木さん。若い女性に代わったのがそんなにうれしいですか?

 

瀬:おわ、和田さん...いやぁ、たった今、ご栄転されたと聞いたばっかりで、もうびっくりしちゃってー、うわぁすげえショックーって話してたとこなんですよ。で、今日はどうしたんですか? さびしくなって戻って来ちゃったとか。

 

和:いえいえ、ちょっと荷物をとりに。

 

瀬:大量のゴルフウェアを、ですか?

 

和:いえいえ、ていうか僕はゴルフやってませんから。

 

奥:和田はアイスホッケーをやってるんですよ。

 

瀬:アイスホッケー...ってやってる人珍しくないですか? ただでさえスポーツ全般に疎いのに、アイスホッケーなんて全然分からない...でも、和田さんのタフガイぶりは伝わる...。

 

和:というわけで、僕は行かなきゃいけないので。瀬木さん、短い間でしたが、お世話になりました。またいずこで。

 

瀬:行っちゃった...。ま、いっか。どうせまたふらっと来るだろうし。で、奥西さん、最近のオススメはなんかあります?

 

奥:そうですね、いろいろありますけど、萌えキャラの瀬木さんには巨匠・松本零士さん原作によるアニメ「松本零士『オズマ』」がオススメですね。

 

瀬:あ、知ってます。劇場映画用の未公開シナリオを映像化したんですよね。たしかに、すごい企画ですよね。

 

奥:これも開局20周年記念番組なんです。ちょうどプロデューサーの片桐が来てますよ。呼びますね。

 

瀬:うわー、とってつけたような展開。でも、設定上こうなってしまう...。

 

片桐プロデューサー:はじめましてー、片桐です。

 

瀬:どうもどうも、はじめまして、瀬木です。すいません、前置きが長くなっちゃって。なんせ和田さんがしつこいもんだから...って、もういないよな...。いやぁ、なかなか大きな企画ですね。

 

片:そうなんですよ。先生が1980年代、「銀河鉄道999」劇場映画公開の時期に企画を考え、脚本も書き上げてらっしゃったんですね。でも、それが世に出ることはなく、机の中に置かれたままだったんです。世間的にも一切知られていなかった作品なんです。

 

瀬:もう放送が始まってますし、内容をくどくど話すのも無粋ですが、とても1980年代に書かれたとは思えないですよね。生態系の異変によるDNAの破壊とか。出生率の激減とか、クローン人間とか、まさに今の問題ですもんね。

 

片:ええ、やはり当時としては先進的すぎたのかもしれませんね。今ようやく、普通の人がそれを飲み込める時代になったのだと思います。

 

瀬:そういえば、WOWOWって昔からオリジナルアニメをよく作ってますよね。

 

片:時期で分けると、最初にオリジナルアニメに力を入れたのが90年代末、「機動戦士ガンダム」で有名な富野由悠季監督の「ブレンパワード」のころ。次が5年ほど前、「シュヴァリエ」とか「Devil May Cry」とかを熱くやっていました。WOWOWのアリジナルアニメ史で言えば、今回は第3期にあたると思います。

 

瀬:正直、分かるのと分からないのがありますが...僕、深夜放送してるアニメとかを好奇心でけっこう観るんです。すると、アニメの世界でも趣向すごく細分化されてきている感があるし、数もすっごい多い。聞くと、テレビ放映してDVDで販売して、というモデルも、以前のようにはうまくまわっていないようですね。

 

片:状況は変化してきていると思います。ただ、要は映像作品としての力じゃないですかね。僕自身がそうなんですけど、自分の中にアニメかどうかっていう分け隔てはないんです。「スターウォーズ」も好きだし、「攻殻機動隊」も好きだし、仕事としても海外ドラマからドキュメンタリーまで、幅広くやってきています。「オズマ」へのお客さまの反応を見ても、いろんな層の方が観てくれているのを実感しますよ。映画好きの方も、スポーツ好きの方も質の高いアニメは観るし、アニメ好きの方も質の高い海外ドラマは観るんです。こちらから層を狭めてはいけないと思うんですよ。

 

瀬:なるほど。つまり、それぐらいアニメが文化として一般化してるんでしょうね。いわゆる萌え絵系のアニメも、昔は特定の層だけが観るイメージですけど、今やごくごく当たり前だし。

 

片:そう思います。逆に、コアなアニメファンだった方々もそれ以外の映像作品に対してオープンになってきてるんじゃないでしょうか。WOWOWとしては、裾野を広げる方向に力を注げたらと思っています。

 

瀬:うーん、楽しみですね...

 

ニューWOWOW・和田暁前店長:はぁ、はぁ...

 

瀬・奥・片:和田さん?!

 

瀬:どうしたんですか、息を切らして。やっぱり戻ってきたんですか?

 

和:...はぁ、はぁ...ちょっと...忘れ物を。

 

瀬:そんなに息を切らすほど慌てて戻ってくるなんて、よほど大事なものなんですね。

 

奥:わたし取ってきましょうか。財布ですか? 携帯ですか?

 

和:いや、自分で取ってくる。ちょっと......スティックを。

 

瀬:スティックって...もしかして、アイスホッケーで使う、なんだっけ丸くて平べったいのを打つ...。

 

和:あったあった、よかった...なくなったかと思った。お騒がせて申し訳ない。では。

 

瀬・奥・片:............。

 

********************

 

「オズマ」の詳細な情報はこちら

実物の和田さんは優しくタフなナイスミドルメンです。職場にスティックは持ち込んでいません。お世話になりました!

前の記事へ