47NEWS >  カルチャー >  Gメン47 >  モーニング VS Gメン47 >  年俸と勝負の世界を融合 「グラゼニ」原作・森高夕次さん
Article Details
アーカイブ
2011.11.07

年俸と勝負の世界を融合 「グラゼニ」原作・森高夕次さん

 グラウンドには銭が埋まっている―。プロ野球選手の年俸をテーマにした異色作「グラゼニ」(原作・森高夕次、漫画・アダチケイジ)が話題だ。森高さんは「興味を持たれながらも扱いにくかった年俸と、漫画の醍醐味である勝負の世界を融合させて、読み応えのある作品を目指している」と語る。

 エースや強打者ではなく、年俸1800万円の中継ぎ左腕凡田夏之介、26歳が主人公。全選手の年俸をそらんじる"選手名鑑オタク"の凡田は、自分より低年俸の選手には圧倒的な力を見せるが、高額年俸選手が相手となると...。

 毎夜のように登板する凡田を狂言回しに、手袋に子どもの名前を刺しゅうした"一軍半"の代打選手や、不振で引退がささやかれるベテラン大打者がもがき続ける姿を魅力たっぷりに描く。

 球場に通い、ボールボーイの動きや練習風景から想像力を膨らませる。プロ野球ヤクルトの高井雄平選手が、選手名鑑をブルペンで熟読していたエピソードがヒントになった。「プロ野球の厳しさを、すごい人たちの集まりなんだという敬意を持って描きたい」

 森高さんは1963年生まれ。野球漫画の金字塔「ドカベン」の洗礼を受け、長野県で野球少年として過ごした。コージィ城倉の名義で漫画家としても活躍。「おれはキャプテン」「砂漠の野球部」といった野球漫画を手掛けてきた。

 厳しい競争社会である漫画界を20年以上生き抜いてきた森高さん。「志望者も多いし、連載が終われば給料がなくなっちゃう。そんなところもグラゼニとリンクしているんです」と笑った。

 
gurazeni_1_p6-7.jpg
        (©森高夕次、アダチケイジ/講談社)
 
※さらにボリュームたっぷりのインタビュー記事もお楽しみください!
 
 
 
Gメン47のtwitter
前の記事へ
次の記事へ