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Gメン47

ただいま広辞中

 「二枚目」と「イケメン」、「寒い」と「冷たい」など似ているけれど実は意味が異なる二つの言葉を、広辞苑や英和辞典などを使って比べてみると…今どきの世の中が見えてきたりするのです。

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幕末期、多くの優れた人材を輩出した適塾
  • 2011.10.02
  • 「塾」は親密な人間関係 公的制度の色彩「学校」
  •  【塾】勉学を教授する私設の学舎  【学校】教師が児童・生徒・学生に組織的・計画的に教育を行う所  学習から企業経営、趣味までさまざまな塾がブーム。塾では講師と受講生の間で独特なきずなが結ばれることが特徴だ。 日本国語大辞典によると「塾」は「上級校への進学や、珠算、書道など、特殊技能習得」が目的で、「子弟に学術を教授」と説明するなど師匠と弟子という濃密な人間関係を前提にする。「学校」は日本の場合、古代の「近江朝に始まり、大宝令で制度化」。現在は教育基本法や学校教育法の下で設立、運営されている。いわば塾は私的なもの、学校は公的な制度の色彩が強い。 有望な若手演奏家がクラシック音楽の作品解釈、表…[記事全文]
  • 2011.08.10
  • 「日本料理」はもてなし 普段食べる「和食」
  • 【日本料理】日本で発達した伝統的な料理。 【和食】日本風の食物。     そば、回転ずしなどは普段の食べ物として「和食」と呼び慣らしている。「日本料理」は料亭のごちそうのような印象もあるが、何よりもてなしの心が問われる。 「日本料理」について広辞苑第五版は「材料の持味を生かし、季節感を重んずるのが特色」と記したが、広辞苑第六版は説明文に「盛付けの美しさ」を追加した。料理は、食物をこしらえる意味。一方、「和食」は日本在来の形式に即した食物であることを指摘するだけで、「日本料理」のように調理の過程についてあれこれうるさいことは言わないらしい。   優れた料亭として食通に愛されて…[記事全文]
  • 2011.07.13
  • 「菓子」は他者をもてなす  私にごほうび「スイーツ」 
  •  【スイーツ】甘いもの  【菓子】食事のほかに食べる嗜好品    プリン、バウムクーヘン、ロールケーキといったスイーツが、女性をとりこにしている。シニア世代の淑女におなじみなのはあんみつ、ようかんなどの定番の菓子。同じ甘味でありながら、誰をもてなすかで使い分けができるようだ。 デジタル大辞泉は「スイーツ」について、「菓子、特に洋菓子」と補足し、「1990年代後半から一般に使われるようになった」と解説する。一方、「菓子」は「ふつう米・小麦・豆などを主材料とし、砂糖・乳製品・鶏卵・油脂・香料などを加えて作る」と調理法まで丁寧に説明している。もともとは果物を指した言葉で、リンゴやイチゴなど…[記事全文]
顔の文字絵「へのへのもへじ」は今や腹文字でもあったりする
  • 2011.06.28
  • 「顔文字」活字で顔表情を表現。自由に手書き「文字絵」
  •   【顔文字】文字や記号を組み合わせて様々な顔の表情を表現したもの。 【文字絵】文字で書いた戯画。    友達同士のメールには、(^_^)だったりm(_ _)mだったり(#`Д´)といった顔の表情を表す「顔文字」が使われるのは今や当たり前というよりマナーかも。一人暇つぶしに落書きする「つる三ハ〇〇ムし」などの「文字絵」の方は、誰かに気持ちを伝えたいわけではない。 「顔文字」は広辞苑第6版収録の新語。「パソコンなどで」使うとし、 丸かっこと記号でできたニコニコ顔を横書きで例示する。「文字絵」は「へへののもへじ」を取り上げ、平安期から伝統があることを紹介する。「文字絵…[記事全文]
こちらは「一計メン」
  • 2011.06.13
  • サービス精神「いけ面」。近寄りがたい「二枚目」
  •  【いけ面】若い男性の顔かたちがすぐれていること。 【二枚目】色男。美男。 女性でいっぱいの店に、とかくかっこいい男性店員がつきもの。女の子たちは彼らを「いけ面」と呼ぶ。今や古くさいイメージもある「二枚目」とは、サービス精神があるか、無いかの違いがありそうだ。 広辞苑第六版によると、「いけ面」は「『いけている』の略『いけ』と顔を表す『面』とをあわせた俗語か」とあり、たいてい「イケメン」と書くと説明している。「二枚目」は若い色男役の俳優が「劇場表の看板の二枚目に名前が出た」ことに由来する。いずれもハンサムな男性に向けられる言葉であるには違いない。 かつてあるテレビ番組のイケメン店員を紹介するコー…[記事全文]