47NEWS >  カルチャー >  Gメン47 >  ガンダム >  ガンダム 記事一覧
Gメン47

ガンダム

Gメン47限定特別 Contents

Illustration

Char

安彦良和さんが、「Gメン47」のためにオリジナルイラストを描きおろしてくださいました。要チェック!!

こちらから

Movie

Char

オリジナルイラストを描く安彦良和さんのオリジナル動画。創作の様子を間近に見ることができます。

こちらから
Archive
  • 2012.03.08
  • 最終回 連載「『やめろ』と言われなかったから続けられた」 オリジン、アニメ化への期待
  • ―次回作の構想はいかがでしょうか? 安彦 いつも言うんだけど、元に戻ってマイナーな、受けない話を好き勝手に描こうかなと。歴史ですね。ガンダムが入らなかったらやっていただろうみたいなことを。(※安彦さんは取材後、アフタヌーンで「天の血脈」を連載開始) ―10年続けられた原動力は何ですか? 安彦 10年続けられたのは、やめろと言われなかったから(一同笑)。 安彦夫人 本当にそうですよね。 安彦 今まではだいたいやめろと言われて、心ならずもやめるという。 ―描いていて、楽しめましたか。 安彦 つらくはなかったですね。自分にはそういう経験がないけど、この世界では受けちゃって売れると、本人がやめたくても…[記事全文]
  • 2012.03.02
  • 第11回 「人間関係のリアルさを見て」 予定調和を排除
  • ―オリジンのストーリーの終わりは、テレビ版を踏襲しておられますね。シャアの話もありつつ、ホワイトベースの話も同時進行しているようですが。 安彦 ホワイトベースというコミュニティーがあって、そこでアムロを中心に仲間たちがさんざん誤解を重ね、仲間割れを重ね、でも結局助け合ってラストにたどり着く、それもまたリアルだと思う。いろんなキャラがいて、従来の主人公と対となる女の子はヒロインなんですけども、ヒロインとは呼びがたい、フラウ・ボウというキャラがいて、それも年頃の女の子というのは、男の子と対になると、このくらいぎこちないというのは本編(テレビ版)にもあって、それももうちょっと描き込もうと。 たとえば…[記事全文]
  • 2012.02.23
  • 第10回 「30年たてば絵柄は変わる」 「あの頃に戻して」とリクエストも
  • ―オリジンのモビルスーツは人っぽいですね。テレビと違う印象を受けました。 安彦 それはよく言われるんだけど、メカが描けないからだということで。あの人型のメカですから、人っぽく描けばいいんじゃないかと、そうしか描けないということでやってるんです。 ―意図的に変えたりというわけではないんですね。 安彦 変えてないですね。テレビの時といっても、実際にはいろんな人が描いているんで。ただ、時代がたって人の好みも変わって、当然意識的に変えなきゃいけないだろうという部分もありましたけどね、あそこのパーツをちょっと大きめに描いた方がいいだろうとか、関節はこの程度にした方がいいだろうとか、持ち物を変えようとか。…[記事全文]
  • 2012.02.16
  • 第9回 年配キャラが大活躍 「愛人連れたランバ・ラル」(過去編②)
  • ―過去の作品だと、たとえば国というものだと思うのですが、そういうものに振り回される人間ドラマを目指しておられるのですか? 安彦 短いもので「アレクサンドロス」という漫画があるんですけど、あれはある企画があって「240ページでアレキサンダーの一代記を描いてくれ」というのがあって、「そりゃ無理だろ」と思いながら描いた話ですけどね。結局その、えー、出し直して、280ページぐらいになって、それでも基本的に無理なんですけどね、それは史実があるんで、まさに思いを遂げて世界を変えて死んだという大人物。ただ、そのなかでものすごく人間的なところ、非常に悪あがきをしたり、あるいは誤解されたり、うまくいかなかったり…[記事全文]
  • 2012.02.09
  • 第8回 「翻弄される個人のドラマ」 大きな世界の小さな個人(過去編①)
  • ―1990年代に神話、歴史を題材にした漫画を描き、そのキャリアを経てオリジンに取り組まれたことが、オリジナルストーリーの展開で役立ったのですか。 安彦 それはどうか分からないですね。うーん。 ―ただ、少なくとも(漫画はアニメに比べると)年代的には広がっているわけですよね。 安彦 あり得ない話だけど、ガンダムのアニメが終わってすぐ漫画を描いていたら、(物語が)もっとやせたものになっただろうという気はしますけどね。 ―オリジンでは、ある意味ガンダムを歴史として捉え直し、描き直したのですか。途中からオリジナルストーリーになって、安彦さんの漫画のおもしろさが全開になり、自由に描かれているなという印象を…[記事全文]
  • 2012.02.02
  • 第7回 「アムロは普通によくいるタイプ」 ガンダムはヒロイン不在?
  • ―ガンダムは、主人公のアムロにとってヒロインがいない話なのですか。 安彦 ヒロインというのは、シャアの妹のセイラだと思う。従来的なヒロインっていうのは、そうだろう。お姫様ですからね。ヒロインというのが主人公のペアであるとしたら、フラウ・ボウという非常に日常的な女の子がいて、彼女だろうと。 ―セイラともフラウとも恋愛まではいかない。 安彦 それは、恋愛志向の子ではなかった。つまり自分からその、そこがアムロという設定の妙だと思うんですけど、自分から友達を作ろうとしない、彼女も作ろうとしない。何かというと「僕はいいよ」ってすねて、引っ込んでしまう。 ―今いても、おかしくないですよね。 安彦 普通によ…[記事全文]
  • 2012.01.26
  • 第6回 「救いのない対立構造に」 本来のテーマと反対方向に(ニュータイプ論②)
  • ―ガンダムのテーマ、描かれているものには普遍性がありますか? 安彦 それをニュータイプ、オールドタイプとか、アースノイドとか何とかみたいにやると、「憎しみ、憎しみ結構だ」というふうに、むしろそれを増幅する方にいっちゃうわけですよ。だから、ナチズムになっちゃったり、新しい選民思想になったり、危険なことになるわけだね。オウム真理教もそうだったわけだね、ポアするという。 ―そこはきちんと「違う」ということではっきり描かれたわけですか? 安彦 違うんですよね、ある種放っておけない部分でもあるわけですよね。 ―そこは描き始めたきっかけの一つ? 安彦 シャアの問題は描き始めて気が付いたんだけど、「全然そん…[記事全文]
  • 2012.01.19
  • 第5回 「分かり合えたらいいのに」という理想 アムロもララァも地球の子(ニュータイプ論①)
  • ―オリジンでは、ガンダムからおかしなニュータイプ論を引きはがそうとされたのですか。人間は分かり合えないのが基本だと? 安彦 ニュータイプとは何かというのが本編終了後、いろんなところで話題になって、評論家とか頭のいい人たちもいろんなことを発言した。だけど、これもひとことで言っちゃうと恐ろしく勘のいいタイプの人間。勘がいいということは反応速度が早いとか反射神経が優れているとかね。そういったことも含めて、あとはインスピレーションが超能力レベルにいいとか。それだけだったら、子供もののヒーローはだいたいそうなんですよね。常人を超えてないとヒーローになれないんだから。もう一つ何があるかというと、勘がいいと…[記事全文]
  • 2012.01.12
  • 第4回 一番恐ろしいコミュニケーション拒絶 リアルな男のストーリー(シャア③)
  • ―日常が盛り込まれているのがガンダムの大きな魅力の一つですよね。 安彦 復讐に凝り固まっているシャアが(自分を)信用し切っている親友(ガルマ)を殺すのは、非常にインパクトの大きいエピソードになっている。それに匹敵しないにしても、同じようなエピソードをシャアという名前の由来で作ったんですよね。やはり自分を信用している本物の「シャア・アズナブル」を殺して、名前をいただいちゃう。そのシャアにも母親、父親がいて、彼の人生がある。復讐の手段のために名前を取ることで、そのすべてを彼は抹殺するわけです。そういう痛みもちゃんと描けなきゃいけない。(本物の「シャア」の)親は何も知らないわけですからね。「なぜ、う…[記事全文]
  • 2012.01.04
  • 第3回 「マザコンで、幼児性引きずってる」 復讐の原点は母の死(シャア②) 重要なガルマの死
  • ―アムロは、過去を掘り下げたいという欲求を起こさせるようなキャラクターではないということですか。 安彦 それはそれで非常に面白いし、われわれも非常に意識して造形した主役でしたからね。従来の主役ではない、基本的に普通の子を描こうと。性格も暗くて、メカフェチで人との協調性もあまりない、それで臆病なキャラ。「そんなヒーローって考えられない!」という当時ですから。非常に意欲的に感情を込めて描いたつもり。それが実は、物語の中ではシャアに対するカウンターパーソンみたいな存在だったんだと...。 ―気付いてしまったんですね? 安彦 ええ、もう一つ言ってしまうと、「人は分かり合えない」というのが話の中にも出て…[記事全文]
  • 2011.12.22
  • 第2回 「ガンダムはシャアの復讐の物語」 主役はアムロじゃない?(シャア①)
  • ―オリジンでは、シャアとジオン側の過去が非常に掘り下げられています。シャアという謎のキャラクターの正体を描こうとされたのですか。 安彦 理解できないわけですよね。描かないと、彼の人生なり思想なりが理解できない。オリジナル(テレビ版)の中にも断片的にはあったんです。いくつかその、過去のキャラクターが描かれて、「ああだったんじゃないか、こうだったんじゃないか」みたいのが、非常に少ない分量ですけどある。それにまつわる裏設定みたいなのが、(テレビ版の)制作当時にも雑誌用にちょっと作られたりしていた。  ただ、それも「どうかな、ちょっと違うんじゃないのかな」というふうな感じで。そういうものは、だいたい場…[記事全文]