2011/07/01 YUKIO NINAGAWA

さいたま市/蜷川幸雄とゴールド・シアター (下)

アラーキー 蜷川幸雄

笑顔の向こうに、人生

 「回り方がおかしい。下手!」「もっと早く」。蜷川幸雄さんの厳しい指導に必死に応え、何度もセリフを繰り返す団員たち。その熱気に負けじと、古希を迎えたアラーキーもジャケットを脱ぎ、タンクトップ姿でシャッターを切る。

けいこの最後、蜷川さんは団員たちに「プロの俳優をまねないで。人生を歩んできた生活の感覚の中でやってほしい」と語りかけた。これには日ごろから、「その人の生きざまも、過去も現在も、すべて顔に出る」と話すアラーキーも思わず拍手。世界で活躍する巨匠2人の思いが重なる。

 

舞台上での集合写真。合計約"3千歳"の人生と笑顔がフィルムに焼き付けられた。

「みんなすごいよなあ。最高だよ」

 

※さいたま・ゴールドシアターの次回本公演は12月上旬、彩の国さいたま芸術劇場 小ホール で行われる予定

 

アラーキー 蜷川幸雄

ひとつひとつの動きを確認

アラーキー 蜷川幸雄

鋭い視線

アラーキー 蜷川幸雄

1日の稽古を振り返る