2014/03/13 HIGASHIFUSHIMI

東伏見/少女たちのフィギュアスケート

たくさんの「未来の真央ちゃん」たち。かわいい練習着も決まってる

 冬の季節に、最も鮮やかに輝く女子フィギュアスケート。中でも浅田真央選手は子どもたちのあこがれの的。写真家の荒木経惟さんが、「未来の真央ちゃん」を目指す氷上の小さな妖精たちを撮った。

 東京・東伏見のダイドードリンコアイスアリーナは、デートのカップルではなく、フィギュアの練習に励む少女でいっぱいだった。白い氷に色とりどりの練習着が映える。この日のフィギュア教室は4歳から小学1年までの幼児コース。

 「かわいいなあ。ほら、ヘルメットしてる子もいる。オレもソリでついてくか。ハハハ」


 「基本の基」のコースだが、侮れない。すっと伸びた背筋。片足で屈伸する姿勢の練習。バックでスイスイ滑る子も。豪快にすってんころりんもご愛嬌だ。ひときわ上手にくるくる回っていた5歳の女の子は、テレビで浅田選手を見て「私もやる!」と1年前から教室に。「かわいくて、上手だから、好き」


 同アリーナの教室には各曜日40~50人が集まり、本格的に選手を目指すクラブには約130人が所属する活況ぶり。「よーし、じゃあ、将来は真央ちゃんみたいなオリンピック選手だ」アラーキーの質問に照れる女の子。母親がほほ笑んだ。


 「うちの子がなりたいのは、オリンピック選手じゃなくて、『真央ちゃん』みたいなんです」

氷の上でよちよち歩き。真央ちゃんも最初はそうだったはず

難しい姿勢もなんのその

広いリンクのあちこちに、フィギュアスケートを練習する少女たちが