大宮/鉄道博物館(下)
特急「とき」の先頭車両の前で記念撮影をする父子は、母親が構えるカメラに向かってガッツポーズ。祖父と親子の家族が古い客車の硬めのイスに肩を寄せ合って座り、楽しげに三世代の交流。「どこへ行くつもり?」と話し掛けるアラーキーに、子供たちが笑顔で手を振る。
目の前の光景をすべて撮りたくなる、それが写真というものだから。
アラーキーの写真機が刻むシャッター音と「よし!」「オッケー」の元気な掛け声に促され、展示された列車たちがムズムズして、今にも動きだしそう。
写真のおかげで、入場者たちはすっかり旅行気分だ。



