大久保/保育園(下)
アラーキーが、好奇心旺盛な子どもたちとうち解けるのに時間は不要だった。
同じ視線で写真機を向けると、幼児たちは得意の決めポーズ。昭和30年代の子どもの笑顔を活写したアラーキーの名作写真集「さっちん」をほうふつとさせる。
仕事で疲れていても、わが子のこんな笑顔を見たら元気になるよなあ 
午後4時半ごろから、勤め帰りの母親が次々と来園し、わが子と再会。はしゃぎ声が園内にこだまする。
せっかくの写真だから、抱き合ってみてよ 
アラーキーに声を掛けられ、ほおとほおを寄せ合う男の子と母親。ファインダーをのぞけば、相好も崩れるというもの。
幸福写真は親子をより親密にする。



