赤羽/せんべろ酒場(下)

 コの字形のカウンターはほぼ満席だ。初めて会った同士でも、自然と会話の花が咲く。

 「いこい」に30年以上通っているという地元の男性客は「財布を気にせずに飲めて、料理も愛情がこもってる。退職後もつい足が向いちゃって」。

 都内の“せんべろ酒場”を飲み歩き「東京★千円で酔える店」(メディア・ファクトリー)を書いたライターのさくらいよしえさんは、「せんべろは1000円で買える味な出会いの福袋」と笑う。

引用お、いい顔! もっと、グッといきましょうか引用

 客の間を“はしご”しながら撮影するアラーキー。沖縄出身という男性客がつられて陽気に踊りだす。客の一人に「何を撮ってるの?」と聞かれ、ズバリ答えた。

引用ニッポンの情を撮ってんだ引用

通いに通って30年
それぞれのペースでグビリ
ジョッキを持つとやっぱり笑顔に
カメラに向かって踊り出す男性客も

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