47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 『あやまんJAPON(本)~あやまんJAPAN公式試合ハンドブック~』あやまんJAPAN著 徹底的にお下劣、という信念 


     

     好きとか嫌いとかじゃなくって、いや応なく視界に入ってくる。だってお下劣なんだもん。ご存じあやまんJAPANは、2010年に彗星のごとく現れた女性エンターテインメント集団。六本木や西麻布を中心に活動しているという彼女たち、なんでも夜な夜な「試合」と称し、あらゆる宴会を盛り上げているのだとか。そしてメンバーは100人以上いるとかいないとか。

     そんな謎多きあやまんJAPANの主要メンバーによる初の公式ブックが発売。撮りおろしグラビアや宴会を盛り上げるゲームにあやまん用語紹介、さらには吉田豪と一触即発な対談まで、いらない情報(失礼)がてんこもり。

     興味深かったのが南こうせつとの対談。南は彼女たちのことを『古事記』に登場する天の岩戸のようだと評価。岩戸の中に隠れてしまった天照大御神を外に引っ張りだすため、岩の外で大騒ぎをする、あやまんJAPANはそんな存在だと南は語る。

     折れないハートでやりきる彼女たち。芸の中身はどうであれ、その姿は凛々しいと常々思っていたが、意外にも彼女たちが「日本を元気に」という傲慢な、けれど純粋な信念で活動していることが伝わってくる。意外にも。

     (ワニブックス 1143円+税)=アリー・マントワネット

      【共同通信】