新薬開発のベンチャーに出資へ 産業革新機構官民出資の投資ファンドである産業革新機構は1日、抗がん剤の開発を手掛ける大学発のベンチャー企業「アネロファーマ・サイエンス」(東京)に出資すると発表した。同社が実施する第三者割当増資を引き受け、取締役も派遣する。 機構はまず約7億円を出資する予定。新薬の開発状況に応じて段階的に出資し、最終的な投資額は計50億円程度になる見通し。機構としては初めてのバイオベンチャーへの投資案件となる。 アネロファーマは2004年に信州大医学部の教授らが設立し、ビフィズス菌を用いて副作用を抑えながら高い抗がん作用を発揮する新薬を開発中。機構が、多額な資金が必要なため事業化へのネックとなる臨床試験などの費用を支援する。 新薬は製薬大手との協力で市場投入を目指しており、成功すれば将来は年間約千億円程度の売り上げが見込めるという。 【共同通信】
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