EU、動物実験を大幅制限 霊長類の使用は原則禁止【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の欧州議会は8日、薬品開発など科学実験での動物の使用を厳しく制限する法案を賛成多数で可決した。EU域内ではチンパンジー、ゴリラ、オランウータンなど大型のサルを実験に用いることは禁止されることになった。 EU加盟国は今後2年間で国内法を改正、動物実験を「ほかの方法があるなら極力避ける」ことや、実験の際には動物に苦痛を与えないよう配慮することが義務付けられる。各国政府は、国内研究機関を監督し、法律順守を徹底させる。 大型サル以外の霊長類の実験使用も規制されるが、ガンやアルツハイマー病、パーキンソン病などの治療研究で、どうしても必要との科学的根拠がある場合に限り、例外的に認められるとしている。 EU内では毎年約1200万匹の動物が科学実験に使用されており、動物愛護を訴える環境派などが実験の厳しい規制を求めていた。 【共同通信】
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