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  • ガスの衝突で生まれる星 電波望遠鏡で証拠確認


     電波観測した二つのガスの固まり(同心円状の線)と、赤外線観測した星の合成画像。ガスが重なった領域に多数の星が見える(国立天文台提供)

     国立天文台の研究チームは7日、電波望遠鏡の観測で、濃いガスの固まりが衝突して若い星の集団が生まれている証拠を見つけたと発表した。

     この仕組みで多くの星の集団が生まれている可能性が高く、銀河系の成り立ちの解明につながる成果だとしている。

     チームは、同天文台野辺山宇宙電波観測所(長野県南牧村)のアンテナの直径45メートルの電波望遠鏡で、地球から1千~7千光年離れている14の若い星の集団を観測。高密度のガスの固まりが観測できた13集団のうち4集団で、ガスの固まりが衝突する領域で、星の集団が生まれているのを確認した。

     重い星が死ぬ時の超新星爆発が起きたり、銀河の渦巻き部分にガスが衝突したりして星の集団が生まれることはこれまで確認されてきたが、ガスの固まりの衝突で星の集団が形成されることを観測で明らかにしたのは初めて。

     同天文台の樋口あや研究員(電波天文学)は「ほかにも同様の現象を見つけ、普遍的であることを確かめたい」としている。

      【共同通信】