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  • 鯨肉窃盗、青森地裁で6日判決 Gピースメンバーら2人に

     調査捕鯨船の乗組員が自宅に送った鯨肉を運送会社から盗んだとして、窃盗罪などに問われた環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」のメンバー佐藤潤一被告(33)ら2人の判決が6日、青森地裁(小川賢司裁判長)で言い渡される。

     鯨肉の持ち出しは乗組員による横領を告発するためで、自己の所有物として利用する意思はなく、窃盗罪には当たらないとする弁護側主張に対する裁判所の判断が焦点。また、裁判所が判決の中で、鯨肉横領があったかについて言及するかも注目される。

     公判では2人の行為について(1)鯨肉を自己の所有物にする不法領得の意思があったか(2)正当行為として認められるか(3)憲法や国際人権規約で定める表現の自由として保障されるか―で争われた。

     検察側は、憲法や国際人権規約でも「他人の財産権や管理権を害することは許していない」とし、それぞれに懲役1年6月を求刑した。

     一方、弁護側は不法領得の意思が認められたとしても「(被告らの)告発により組織的な鯨肉横領が明らかになったという(公共の)利益は、持ち出し行為による不利益を上回り、違法性は免れる」などとしている。

      【共同通信】