太平洋クロマグロの親魚量が減少 科学委、漁獲削減を勧告![]() 6月に水揚げされた太平洋クロマグロ=鳥取県境港市 日本が最も多くを漁獲している中西部太平洋のクロマグロは、産卵能力のある親魚の量が1990年代半ば以降、ほぼ一貫して減る傾向にあるなどとする報告書を、国際資源管理機関「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」の国際科学委員会が4日までにまとめた。 2008年の親魚の推定量が1952~2007年の平均的な量より低い水準にまで減った一方、漁獲は若い年齢の魚を中心に増加傾向にあることも判明。委員会は、クロマグロを漁獲する漁船の数や操業日数、漁具の数など(漁獲努力量)を減らすよう、WCPFC加盟国に勧告している。 報告書は7日から福岡市で開かれるWCPFCの北小委員会に提出される。日本をはじめとするWCPFCの加盟国は、厳しい対応を求められることになる。 国際科学委員会は、04~06年の漁獲量は02~04年に比べて、1~4歳の若いマグロで30%増えるなど増加傾向にあると指摘。04~06年水準の漁獲が続けば、今後長期間にわたって親魚の量が減り続けるとして、資源保護のために、特に若い魚を漁獲する努力量を02~04年レベルより少なくすることを勧告している。 【共同通信】
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