多剤耐性菌で9人死亡か 帝京大病院で46人院内感染![]() 東京都板橋区の帝京大病院=3日午後、共同通信社ヘリから 帝京大病院(東京都板橋区)は3日、ほとんどの抗菌薬が効かない多剤耐性アシネトバクターという細菌に患者46人が院内感染し、27人が死亡、そのうち9人は院内感染が死亡の原因になった可能性があると発表した。 同病院によると、4月ごろから、血液病の病棟と腎臓病の病棟を中心に複数の病棟で感染者が出始めた。さかのぼって調べたところ、昨年10月に最初の死者が出ていたことが判明。感染者の合計は9月1日までに計46人になった。 同病院は2日に厚生労働省と東京都、板橋区に連絡。連絡が遅れたことについて、森田茂穂院長は「患者の治療を念頭に対応していた。もう少し早く公的機関に報告し、公表すべきだったと反省している」と話している。 院内感染による死亡の可能性がある9人は53~89歳の男女で、昨年10月からことし8月にかけて死亡。白血病や腎不全などで免疫が低下していたという。27人のうち、ほかの6人は関連が不明、12人は関連はないとみられるという。 感染者は現在9人で、特定の病棟で病状を管理している。感染が広まった細菌の型はほぼ同一で、セフェム系の一部の抗菌剤は有効という。感染ルートは不明。 【共同通信】
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