47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 移民強硬派の保安官提訴 調査に非協力と米司法省


     米西部アリゾナ州フェニックスで記者会見するアルパイオ保安官=7月(AP=共同)

     【ワシントン共同】米司法省は2日、中南米系(ヒスパニック)住民に対する取り締まりが差別的でないかの調査に非協力的だとして、不法移民対策で強硬派として知られる西部アリゾナ州マリコパ郡のジョー・アルパイオ保安官や同保安官の事務所などに全面協力を求める訴訟を州都フェニックスの連邦地裁に起こした。

     不法移民対策の在り方は、11月の中間選挙を控えた米社会で大論争に発展。連邦政府の対策が不十分だとして独自州法を成立させたアリゾナ州に対し、司法省は7月、違憲訴訟を起こしており、オバマ政権が新たな提訴で同州の強硬派をあらためてけん制した形だ。

     人権擁護団体などから、アルパイオ氏がヒスパニックを差別して不当な取り締まりをしていると指摘する声があり、司法省は2009年3月から調査。同省は、保安官事務所の非協力的な姿勢は「前代未聞だ」と批判した。

     アルパイオ氏は2日の記者会見で「(司法省は)われわれが差別していないのを知っているからこそ、調査に協力していないよう見せ掛けている」と述べ、提訴は嫌がらせだと反論した。

      【共同通信】