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  • 千葉さなの直筆文書を発見 都公文書館から


     千葉さなの署名がある直筆とみられる文書(あさくらゆうさん提供)

     坂本竜馬の婚約者とされる千葉さな(1838~96年)の署名がある直筆とみられる文書が22日までに、東京都公文書館から見つかった。専門家は、文書の性格などから「本人の筆によるものだろう。初めての発見だ」としている。

     文書は1887(明治20)年の南足立郡役所(今の東京都足立区役所に相当)建設に際し、住居の立ち退きを求められたさなが、建物などの移転料を求め当時の東京府知事に出した「御受届」。

     足立区立郷土博物館の学芸員多田文夫さんは、照らし合わせるさなの文書はないものの、(1)当時、役所に提出する文書は自署が原則(2)武家出身で読み書きができ、代書を依頼した可能性は低い―として「状況から考えると本人の署名と考えられる。初めての発見で、今後の研究を進める大きな一歩になる」と話している。

     さなは「北辰一刀流」を開いた千葉周作の弟定吉の娘で、当時は千住(足立区)で、きゅう治院を営んでいたとされる。

      【共同通信】