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  • 耐性菌で自治体に注意喚起 厚労省、欧州での報告受け

     多くの抗生物質に耐性を示す新種の細菌に感染した患者が欧州を中心に報告された問題を受け、厚生労働省は20日までに、都道府県などに対し、国内での発生に備えて医療機関に情報を提供しておくよう注意喚起した。

     同省によると、いまのところ国内で感染例は確認されていない。

     この耐性菌はNDM1という酵素を作る遺伝子が腸内細菌に入ったもので、遺伝子が別の菌に広がって新たな耐性菌ができる可能性も懸念されている。ただ、健康な人の体内にあるだけなら基本的に無害だとしている。

     医療機関で患者が見つかった場合は他の患者にうつらないよう対処し、症状のない場合は消失するのを待ち、症状がある場合は有効な抗菌薬を使用するなど積極的な治療を求めている。また、海外渡航歴などを聞き、国立感染症研究所へ情報提供するよう要請した。

      【共同通信】