農家の後継ぎ大幅増 リストラや定年退職組も2009年に新たに農業を始めた新規就農者数が、前年より11・4%多い6万6820人だったことが18日までに、農林水産省の調査で分かった。農家の高齢化は進んでおり、子どもが年を取った両親に代わって農家を継ぐケースが増加したことが主な要因。農業生産法人への就職者数などを含む現行の新規就農者の調査を始めた06年以降、新規就農者の増加は初めて。 同省は、リストラされたり定年退職した人が実家の農家を継ぐケースが増えたことが背景にあるとみている。ただ雇用情勢の悪化が就農者数増の原因の一つで、減少傾向に歯止めがかかるかどうかは不透明だ。 内訳を見ると、農家出身者が実家を継いだケースが15・6%増で5万7400人。継ぐのではなく新たに農業経営を始めた人は5・6%減の1850人。増加が続いていた農業生産法人などへの就職者は9・9%減の7570人だった。不況の影響により、農業生産法人が新規採用を手控えたためとみられる。 年齢別では、減少が続いていた60歳以上が20・8%増。39歳以下と40~59歳も4・2%と2・5%それぞれ増えた。新規就農者数のうち約半数が60歳以上だった。 【共同通信】
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