47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 小1女児殺害で無期懲役確定 検察、弁護側双方上告せず


     ホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告

     広島市で2005年、下校中の小学1年木下あいりちゃん=当時(7)=を殺害したとして、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われ、広島高裁の差し戻し控訴審判決で無期懲役を言い渡されたペルー人、ホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告(38)について、検察、弁護側双方が11日、最高裁への上告をしないと発表した。

     上告期限の12日午前0時で、無期懲役が確定。一審初公判から裁判終結までは約4年3カ月だった。

     検察側は一審から死刑を求めていた。広島高検の津熊寅雄次席検事は「判決内容を検討したが、憲法違反や判例違反が見当たらなかった」と説明。遺族が上告を要請していた点には「無念な気持ちが伝わってきたし、心情に配慮したが、適切な上告理由を見いだすことができなかった」と話した。

     弁護側は公判で殺意やわいせつ目的を否認し、差し戻し控訴審判決の後は「上告を検討している」としていた。久保豊年弁護士は取材に、上告しない理由を「一切話せない」としている。

      【共同通信】