穴吹工務店、中核5社は存続へ 債権放棄800億円会社更生手続きを進めている穴吹工務店(高松市)の更生計画案の概要が29日、明らかになった。穴吹工務店などグループの中核企業5社は存続し、その他は売却、清算する。金融機関や取引先には債権の約7割を放棄するよう要請。債権放棄の総額は800億円程度に上る見通しだ。 人員削減などの追加リストラ策は盛り込まれておらず、雇用は当面維持される方向。 計画案は、管財人が30日に東京地裁に提出し、同日中に高松市内で発表する。穴吹工務店は地裁の認可を受けた後、本格的な経営再建に着手、2014年をめどに債務完済を目指す。 建設から販売まで一貫して手掛ける経営手法は維持。建設を中断している秋田、福島、神奈川、長野、滋賀、徳島県のマンション計6物件は工事再開の準備を進め、収益力回復を図る。 昨年10月末時点で計19社あったグループ企業はすでに売却や清算を進めており、主力のマンション事業に関係する穴吹工務店、穴吹コミュニティ、穴吹エンジニアリング、穴吹住宅販売、穴吹建設(いずれも高松市)の5社を残す方針。 穴吹工務店は昨年11月、東京地裁に会社更生法の適用を申請。管財人が債権者と協議し、更生計画の策定を進めてきた。 【共同通信】
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