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  • 衝突の可能性とUAE当局 商船三井のタンカー損傷


     29日、アラブ首長国連邦のフジャイラ港湾当局が報道関係者に公開した、港沖合の大型原油タンカー「M・STAR」。側面にくぼんだ損傷が見える(共同)

     【フジャイラ共同】中東のホルムズ海峡を航行中に船体が損傷、原因調査などのためアラブ首長国連邦(UAE)フジャイラに寄港した商船三井の大型原油タンカー(16万292トン)について、フジャイラ港の管理責任者は29日、「何かがタンカーに衝突した」との見方を示した。爆発の有無は不明としながらも、同責任者は「機雷の接触なども含め、あらゆる可能性を排除できない」と述べた。

     UAE紙などが当局者の話として報じていた地震で生じた強い波が原因との可能性は否定。タンカーの右舷側には正方形に近い大きなくぼみができていた。タンカーは原因究明などのため1週間程度現地にとどまる見通しという。

     商船三井が公表した写真では、大きな窓枠が飛んで倒れ、乗組員居住区のドア付近が粉々に損壊しており、損傷時には大きな衝撃があったとみられる。商船三井側は外部からの攻撃の可能性を指摘し、29日の記者会見で波が原因との見方を否定。一方、首長国通信は「攻撃されたり船体外部で爆発が起きた証拠はない」としていた。

     UAEの在ドバイ日本総領事館によると、タンカーはフジャイラ港の沖に停泊。日本総領事館が情報収集を行っているほか、米海軍や英情報機関も調査。タンカーの船籍はマーシャル諸島。

      【共同通信】