ロケット発射が通年可能に 宇宙機構の鹿児島2場![]() 鹿児島県・種子島宇宙センターのロケット発射場=09年1月 文部科学省と宇宙航空研究開発機構は29日、これまで年間190日間に制限されていた宇宙機構の種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)と内之浦宇宙空間観測所(同県肝付町)からのロケット打ち上げを、来年度から一年中可能とすることで周辺の漁業団体と合意、調印したと発表した。 文科省などによると、打ち上げ前後の周辺海域への立ち入り禁止で地元漁業に影響が出ることから、漁が盛んな時期を避け、従来は6~9月と11~2月に限っていた。制限撤廃で、商用衛星の打ち上げで顧客の要望に応じやすくなる。また、目的の天体の軌道に合わせて探査機を打ち上げるなど、宇宙科学分野でも利点があるという。 調印したのは宇宙機構と、関係省庁などでつくる種子島周辺漁業対策協議会、愛媛、高知、大分、宮崎、鹿児島各県の漁業団体。宇宙機構は漁業組合が共用設備を購入する際などに給付する補助金を拡充する。実際の打ち上げ時期はこれまでと同様、毎年春にその年度分を協議して決める。 【共同通信】
|

