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  • 寝たきり長男絞殺の母に猶予判決 高齢理由に公判前保釈

     埼玉県草加市で2月、難病で寝たきりだった長男=当時(56)=を絞殺したとして殺人罪に問われ、高齢のため公判開始前に保釈された無職丸尾佳子被告(83)の裁判員裁判で、さいたま地裁は29日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

     伝田喜久裁判長は判決理由で「いかなる理由でも生命を奪うことは許されない」とした上で「高齢の身ながら、長男の身の回りの世話を懸命にしてきた。計画性はなく、罪を悔いて深く反省している」と指摘した。

     共同通信の集計によると、殺人罪に問われた被告が、裁判員裁判の公判前に保釈されたのは初めてとみられる。

     裁判員経験者の記者会見は開かれなかった。

     判決によると、丸尾被告は2月11日深夜、自宅で介護していた長男の態度に腹を立て、首に靴下やタオルを巻きつけて絞殺した。

      【共同通信】