京都で若き竜馬の手紙発見 現存最古![]() 坂本竜馬が土佐の商家にあてた手紙(京都市の個人蔵) 坂本竜馬が20代前半、2度目の剣術修行で江戸を訪れた1856(安政3)年9月に土佐の商家にあてた手紙が、29日までに京都市の個人宅で見つかった。現存する手紙としては最も古い。専門家は「若いころの人柄を知るうえで興味深い史料」としている。 見つかったのは竜馬の実家近くにあった商家相良屋源之助にあてた礼状。高知県立坂本竜馬記念館(高知市)などによると、手紙の文面は大正時代に出版された史料集や歴史小説に活字で掲載され、内容は知られていたが、原本は行方不明となっていた。 縦14センチ、横28センチの1枚紙に書かれた手紙は、寒さが増す中、相手の健康を気遣うなど、時候のあいさつから始まり、江戸の築地屋敷に無事到着したことを報告。餞別にもらった「見事成御送物(見事な贈り物)」の礼が遅れたことをわびている。 京都市の個人が吉田松陰や高杉晋作の書簡などとともに、紙に張った状態で保管していた。 竜馬は多くの手紙を残しているが、若いころのものは珍しく、同記念館の三浦夏樹主任学芸員は「多く残っている脱藩後の手紙は、軽妙で自由な文体だが、この手紙は文面や書体に硬さが残り非常に初々しい」と話している。 【共同通信】
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