スペインで世界初の顔面完全移植 患者の男性が記者会見![]() 26日、スペイン・バルセロナの病院で医師らに囲まれ記者会見する顔面全体の移植手術を受けたスペイン人の男性(中央)(AP=共同) 【ブリュッセル共同】顔面全体の移植手術を受けたスペイン人の男性が26日、スペイン・バルセロナで記者会見し、新しい顔を披露、手術を担当した医師らに感謝した。 手術を実施したバルセロナのバル・ド・ヘブロン病院によると、これまでにフランスや中国、米国、スペインなどで11件の顔面移植手術が実施されたが、いずれも部分的な移植で、顔全体の移植は世界で初めてという。 この男性は31歳のオスカーさん。5年前に銃で顔に重傷を負い、呼吸や食事、話すことさえ困難になった。9回手術を受けたが失敗し、顔面移植を決意したという。 今年3月20日に約30人の医師のチームが24時間にわたる顔面全体の移植手術を実施。顔の筋肉、皮膚、鼻や唇、あご、歯、口蓋、ほお骨などを移植した。 オスカーさんは顔の感覚をほぼ取り戻しつつあるが、まだ目を閉じることができず、食事は流動食に限られている。口もよく動かず、会見での発言は不明瞭だった。医師らは「困難で時間はかかるが、少しずつ回復し、以前と同じように話せるようになるだろう」と話している。 【共同通信】
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