47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • オペラ連、支援金6千万過大受給 文化庁が返還請求

     日本オペラ連盟(五十嵐喜芳理事長)が事業費を水増し請求するなどの方法で、2004~08年度に国の芸術活動支援金計約6270万円を過大に受給していたとして、文化庁は26日、過払い分を返還請求した。

     文化庁によると、不正請求を行っていたのは昨年3月まで同連盟の常務理事兼事務局長だった元文化庁係長の男性(74)。私的流用はないとしており、刑事告発は見送る方針。

     不正を受け、文化庁は今後5年間、同連盟を支援金の交付対象から外すことを決定。責任の明確化や、再発防止に向けた改善策の報告も求めた。

     過大受給は会計検査院の実地検査の過程で発覚した。オペラ公演や年鑑発行など計12事業で、実際は連盟が支出していない事業費の計上や、支援対象外の事務費の上乗せなどを繰り返していた。

     文化庁は同連盟以外で、07~08年度に支援した計558団体への支出の再点検も実施。4団体で計約570万円の過払いが見つかったが、いずれも経理上のミスで、すでに返還を受けたという。

      【共同通信】