ロシアが「対日戦勝記念日」制定 北方領土返還要求けん制【モスクワ共同】ロシア大統領府は25日、メドベージェフ大統領が同日までに、日本が1945年、米戦艦ミズーリ上で第2次大戦の降伏文書に調印した9月2日を、事実上の「対日戦勝記念日」に制定する法改正案に署名したと発表、法改正が成立した。 北方領土の実効支配を正当化し、日本の領土返還要求をけん制する狙いがあるとみられる。日本側は水面下で撤回を働き掛けていた。正式名は「第2次大戦終結の日」とし、表現を若干和らげている。 今年は終戦65周年の節目に当たり、ロシア政府は極東を中心に同記念日を大々的に祝う可能性がある。 日本政府は北方領土に関し、旧ソ連が45年8月9日、日ソ中立条約を無視して日本に宣戦布告し、8月29日~9月5日に占領したとの立場。これに対し、ミロノフ上院議長はソ連軍の対日戦勝が第2次大戦の終結を決定付けたことは「歴史的事実」と主張。法改正案の趣旨説明では、ソ連軍が北方領土を含むクリール諸島(千島列島)を「解放した」と記載されている。 対日戦勝記念日の法制化は、北方四島を事実上管轄するサハリン州が長年、訴えてきた。 【共同通信】
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