エジプト、ガザ密輸阻止は失敗 地下埋設の金属壁に穴![]() エジプトからパレスチナ自治区ガザに通じる地下トンネルを使い、ヤギを密輸するパレスチナ人=08年11月14日(AP=共同) 【カイロ共同】AP通信によると、エジプト治安当局者は22日、地下トンネルを通じたパレスチナ自治区ガザへの密輸を阻止するためエジプト当局がガザとの境界に埋設した金属壁に、多数の穴が開けられていると指摘、阻止策は「大失敗だった」と認めた。 AP通信系の映像配信会社APTNは同日未明、密輸業者が5時間かけて壁に穴を開けている映像の撮影に成功した。 当局者によると、境界の約9キロにわたって壁を埋設する作業のうち、既に半分以上が完成したという。 イスラエルは07年、同国への武装闘争を掲げるイスラム原理主義組織ハマスがガザ地区を制圧したことを受けて、同地区の封鎖政策を開始。これに対抗して密輸業者がエジプトに通じる地下トンネルを多数掘り、あらゆる物資をガザに搬入していた。 だが、イスラエルが今月初旬、封鎖を一部緩和したことで食品や日用品がガザに再び流入。最近では、密輸はイスラエルが搬入を禁じているセメントなど建設資材などに限られているという。 【共同通信】
|

