「シルバーヴィラ」を使用禁止 東京地裁、作品の舞台と類似作家久田恵さんの作品「母のいる場所 シルバーヴィラ向山物語」の舞台となった有料老人ホームの運営会社(東京)が、「シルバーヴィラ」の名称で介護事業を行うのは商標権侵害だとして、兵庫県たつの市の医療法人に名称使用禁止などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、介護事業での使用禁止を命じた。 また、商標使用の相当額として約576万円の支払いも命じた。 判決によると、シルバーヴィラ向山は1981年の開設当初から、新聞や雑誌などで紹介されてきた都市型老人ホームの草分け的存在。久田さんは母親を入居させた経験を描き2001年に出版、03年に映画化された。 大須賀滋裁判長は、たつの市の医療法人が介護老人保健施設などで使用する「シルバーヴィラ」と地名を組み合わせた名称について「全体として類似しており、混同を生じさせる」と判断した。 【共同通信】
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