47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 9党首合わせ地球2周半 参院選遊説の移動距離

     6月24日の参院選公示以降、与野党の各党首は全国各地を遊説し熱弁を振るった。10日までの17日間に9党首が移動した距離を、各党の公表資料などを基に集計すると、10日午後に予定している分を含めて計10万8千キロ余り。地球を2周半(1周約4万キロ)回った計算になる。

     菅直人首相(民主党代表)はヘリコプターやプライベートジェット機も駆使し、東北から九州まで22都府県を訪れ、移動距離は1万2千キロ。公示翌日から4日間、カナダ訪問で日本を離れていたことや、北海道と沖縄に入らなかったこともあり、都道府県数、距離とも自民党の谷垣禎一総裁らに及ばなかった。

     谷垣氏は北海道から鹿児島まで30都道府県、1万5900キロを回った。一つの県で5会場を回るなど、きめ細かい遊説を展開し、接戦が続く埼玉や千葉などは2度訪問した。都道府県数は9党首中トップ、距離は社民党の福島瑞穂党首に次ぐ2位だった。

     福島氏の移動距離は1万6900キロ。節目の公示日と選挙戦最終日を含む3度にわたる沖縄訪問で移動距離が伸びた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、県内移設の政府方針に反対し鳩山由紀夫前首相に罷免された経緯から、沖縄での大量得票を期待しているとみられる。

     公明党の山口那津男代表は公認候補を擁立した東京、埼玉、大阪の3選挙区を中心に14都道府県を回り、移動距離は9500キロ。首都圏を中心に小まめに遊説した共産党の志位和夫委員長は1万900キロ。国民新党の亀井静香代表は1万2700キロで、9党首の中で最高齢の73歳ながら距離で3位に付けた。

     参院選に初挑戦した3新党の中で最多の44人の公認候補を擁立したみんなの党の渡辺喜美代表は、有力候補がいる東海道沿線の選挙区を重点的にてこ入れし1万600キロ。たちあがれ日本の平沼赳夫代表は北海道、東北、四国などに足を伸ばし、移動距離は1万1500キロに及んだ。

      【共同通信】